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概説 スクールソーシャルワーク
理論と実践の基盤
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2026年6月30日
- 書店発売日
- 2026年7月3日
- 登録日
- 2026年6月16日
- 最終更新日
- 2026年6月26日
紹介
約20年間にわたりスクールソーシャルワークに携わってきた編者の知見を踏まえ、重要な理論と実践技能を解説。スクールソーシャルワークの歴史や海外での動向についても紹介する。
目次
はじめに
第1章 スクールソーシャルワーク
1.スクールソーシャルワークとはなにか
2.福祉に関する支援とは①:「私たちのことを私たち抜きで決めないで」
3.福祉に関する支援とは②:ウェルビーイングとその前提となる憲法
4.ソーシャルワークの体系とはなにか
5.エンパワメントとはなにか
6.BPS-Sアセスメント・アプローチとはなにか
7.気づかいと配慮の技能(連携援助技能)とはなにか
8.ケース会議の基本とはなにか
9.心理学的アプローチ(心理療法)とはなにか
10.認知行動療法とはなにか
11.学校コンサルテーションとはなにか
12.学校コーチングとはなにか
13.トラウマ・インフォームド・ケアとはなにか
第2章 学校
1.教育委員会とはなにか
2.学校とはなにか
3.生徒指導とはなにか
4.チーム学校とはなにか
5.特別支援教育とはなにか
6.包括的特別支援教育とはなにか
7.合理的配慮とはなにか
8.就学援助とはなにか
9.PTAとはなにか
第3章 子どもの現象と家庭
●精神や発達に関わる事項
1.子どもの発達とはなにか
2.精神障害とはなにか
3.発達障害とはなにか
4.愛着障害とはなにか
5.依存症とはなにか
●行動に関わる事項
6.不登校とはなにか
7.いじめとはなにか
8.非行とはなにか
●家庭に関わる事項
9.虐待とはなにか①
10.虐待とはなにか②:親の支援の見立
11.ひきこもりとはなにか
第4章 子ども家庭を支える社会資源
1.家庭とそれを支える資源とはなにか
2.福祉事務所とはなにか
3.貧困とはなにか、生活保護とはなにか
4.児童相談所とはなにか
5.一時保護とはなにか
6.要保護児童対策地域協議会とはなにか
7.児童養護施設とはなにか
8.障害児を支える福祉制度とはなにか
9.精神科への入院とはなにか
10.スクールロイヤー・法テラスとはなにか
11.在留資格とはなにか
12.家族会とはなにか
第5章 スクールソーシャルワーク実践
1.新任スクールソーシャルワーカー
2.不登校ケースとの出会い前
3.家庭訪問(アウトリーチ)
4.関係性づくり(インテーク)
5.アセスメント
6.プランニング
7.インターベンション+オンゴーイングアセスメント
8.終結・評価・アフターフォロー
第6章 スクールソーシャルワーク各論
1.SNS相談の基本とスクールソーシャルワーク
2.非行少年とスクールソーシャルワーク
3.性暴力とスクールソーシャルワーク
4.ごみ屋敷とスクールソーシャルワーク
5.定時制・高専等とスクールソーシャルワーク
6.雪国/離島とスクールソーシャルワーク
7.自然災害とスクールソーシャルワーク
第7章 スクールソーシャルワークの歴史
1.日本のソーシャルワーカーの歴史
2.日本のスクールソーシャルワークの歴史
3.アメリカのスクールソーシャルワークの歴史
4.フィンランドのスクールソーシャルワークの歴史
Appendix
第1章に関わる事項
第2章に関わる事項
第3章に関わる事項
第4章に関わる事項
第5章に関わる事項
第6章に関わる事項
第7章に関わる事項
執筆者一覧
前書きなど
はじめに
(…前略…)
本書は、2020年頃に企画が立ち上がったものの、コロナ禍の影響により一時的に中断を余儀なくされ、結果として5年以上の歳月を経て刊行に至ったものである。執筆者各位には、度重なる刊行延期により多大なご負担をおかけしたことと思われる。しかしながら、本書は単に時間をかけて制作されたものではない。20年以上にわたり蓄積されてきたスクールソーシャルワーク(以下、SSW)の理論と実践知を踏まえ、その成果を体系的に反映している点に特徴がある。また、日本ではこれまで十分に紹介されてこなかった内容も多く含まれており、本書はスクールソーシャルワーカー(以下、SSWr)にとって有用な知的資源となることを意図している。さらに、東京社会福祉士会および東京精神保健福祉士協会において、2010年より全国の実践者を対象とした研修を担ってきた委員会が監修として加わったことも、本書の特徴の一つである。
本書の刊行に時間を要した背景には、コロナ禍において将来の方向性を見通しにくい状況があったことに加え、コロナ後においてもSSWrが何を実践の軸とすべきかについて十分な見通しを持ち得なかったという事情がある。そのため本書では、単なる情報提供にとどまらず、様々な状況において実践の方向性を示唆し得る視点の提示を重視した。とりわけ、ソーシャルワーカーが目指すべきウェルビーイングのあり方を中核的な主題として位置づけている。(…)
(…中略…)
以下に各章の概要を示す。第1章では、「SSWの基本的理解」を目的とし、その制度的背景、理論的枠組み、および実践の流れを取り上げる。具体的には、ソーシャルワーク初心者でもその基盤を理解できるようソーシャルワークの体系や生物・心理・社会的アセスメント・アプローチモデル、エンパワメント理論、そして1年間のSSWrの流れ等を紹介する。(…)
第2章では、「学校の基本的理解」を目的とし、制度の特性および教育実践の基盤を取り上げる。(…)
第3章では、「子どもの発達や家庭環境に関わる諸課題の理解」を目的とし、精神や発達に関わる事項、行動に関わる事項、家庭に関わる事項を取り上げる。(…)
第4章では、「子ども家庭を支える社会資源および制度の理解」を目的とし、家庭、貧困、虐待、精神に関わる機関や制度について取り上げる。(…)
第5章では、「初任SSWrの歩みの理解」を目的とし、初任SSWr高倉優花のストーリーを通じて、インテークからアフターフォローまでのソーシャルワークの展開について取り上げる。(…)
第6章では、「SSWの応用の理解」を目的とし、非行、性暴力、ごみ屋敷、定時制、雪国、自然災害等、様々な対象やシチュエーションにおけるSSW実践について取り上げる。(…)
第7章では、「SSWの歩みの理解」を目的とし、わが国をはじめ、SSW発祥のアメリカ、世界幸福度を長年にわたり1位を継続させてきたフィンランドのSSWについてAppenndix含め取り上げる。(…)
(…後略…)
上記内容は本書刊行時のものです。
