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自立生活センターによる重度障害者の自立生活移行 鈴木 良(著) - 明石書店
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自立生活センターによる重度障害者の自立生活移行 (ジリツセイカツセンターニヨルジュウドショウガイシャノジリツセイカツイコウ) コロナ禍における筋ジストロフィー病棟からの退院支援 (コロナカニオケルキンジストロフィービョウトウカラノタイインシエン)

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発行:明石書店
A5判
440ページ
上製
価格 6,800 円+税   7,480 円(税込)
ISBN
978-4-7503-6071-3   COPY
ISBN 13
9784750360713   COPY
ISBN 10h
4-7503-6071-6   COPY
ISBN 10
4750360716   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年2月28日
書店発売日
登録日
2026年2月5日
最終更新日
2026年3月2日
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紹介

日本でも知的障害者らの脱施設化・地域移行が進みゆくなか、筋ジストロフィー病棟で長期入院してきた重度身体障害当事者の自立生活移行、自立生活センターによる退院支援の先進的な実践について、詳細な生活史・インタビューから明らかにした大著。

目次

 はじめに

序章 研究の概要
 1 研究の背景と目的
 2 調査研究
 3 各章の構成

第Ⅰ部 先行研究/入院の経緯と病院生活

第1章 先行研究
 1 入院の経緯
 2 病院生活の実態
 3 病院生活における相互作用過程
 4 地域移行の支援方法
 5 病院生活と自立生活の比較

第2章 入院の経緯
 1 診断
 2 入院の背景
 3 入院の捉え方
 4 小括

第3章 病院生活Ⅰ
 1 居住環境とプライバシー
 2 身体ケア
 3 自由
 4 社会的関係
 5 外出

第4章 病院生活Ⅱ
 1 居住環境とプライバシー
 2 身体ケア
 3 自由
 4 社会的関係
 5 外出

第5章 病院の生活の質/生活構造と当事者の生活戦術
 1 生活の質
 2 生活の構造
 3 当事者による生活戦術
 4 小括

第6章 親にとっての病院生活
 1 病院生活
 2 親によるケア役割の引き受け
 3 家族同士の関係
 4 親による病院への働きかけ
 5 小括

第Ⅱ部 病院からの自立生活移行支援

第7章 当事者の退院の意思
 1 自立生活の情報とイメージ
 2 制約への抵抗
 3 小括

第8章 病院関係者への対応
 1 主治医の意向
 2 自立生活センターによる対応
 3 小括

第9章 親への対応
 1 親の意向
 2 自立生活センターによる対応
 3 当事者による対応:自立生活プログラム
 4 小括

第10章 自立生活の準備
 1 相談支援の手段
 2 自立生活プログラムの捉え方
 3 小括

第11章 自立生活の基盤整備
 1 支給決定
 2 介助者の確保
 3 介助者の研修
 4 物件の確保
 5 物品の購入と搬入
 6 病院と地域の連携
 7 小括

第12章 当事者スタッフによる退院する当事者への移行支援
 1 ピア
 2 健常者スタッフの位置づけ
 3 ネットワーク
 4 支援役割の転換
 5 退院後の支援の事例:入浴問題
 6 小括

第Ⅲ部 自立生活

第13章 自立生活Ⅰ:居住環境とプライバシー、身体ケア
 1 退院日
 2 居住環境とプライバシー
 3 身体ケア
 4 医療機関との連携

第14章 自立生活Ⅱ:自由と社会的関係
 1 自由
 2 社会的関係

第15章 病院生活と自立生活の比較
 1 生活の質
 2 生活の構造
 3 自立生活の課題

終章 本書のまとめと提言
 1 入院の経緯
 2 病院生活と相互作用過程
 3 自立生活移行支援の方法
 4 病院生活と自立生活の比較
 5 Withコロナ時代における病院からの自立生活移行支援の方法

 引用文献
 あとがき

 索引

前書きなど

序章 研究の概要

 (…前略…)

 3 各章の構成

 各章の構成は、以下の通りである。
 第Ⅰ部の第1章で先行研究を整理した上で、第2章から第6章では、筋ジス病棟への入院の経緯と病院の生活実態について検討したい。第2章は、当事者が筋ジス病棟に入院するまでの経緯を当事者と親の語りから分析する。第3章は宇多野病院、第4章は西別府病院の生活実態を記述し、第5章は病院の生活の質/生活構造と当事者の生活戦術について検討したい。第6章は、親による病院生活の捉え方と生活戦術について検討する。
 第Ⅱ部の第7章から第12章では、筋ジス病棟から自立生活への移行支援がどのように行われ、当事者によってどのように捉えられているのかを検討したい。
 第7章では当事者の退院の意思、第8章及び第9章では病院関係者と家族への対応、第10章では自立生活の準備、第11章では自立生活の基盤整備について分析している。第12章では、当事者スタッフによる退院する当事者への移行支援の実情について分析する。
 第Ⅲ部の第13章から第15章では、筋ジス病棟から退院した当事者の自立生活の捉え方について検討したい。第13章では居住環境とプライバシー、身体ケアの観点から、第14章では自由や社会的関係の観点から自立生活の実態を記述し、第15章では病院生活と比較しての自立生活における生活の質や生活構造の変容について分析したい。
 終章では、本書のまとめと、「Withコロナ時代」に向けての自立生活移行支援のあり方についての提言を述べたい。

著者プロフィール

鈴木 良  (スズキ リョウ)  (

1975年生まれ。同志社大学社会学部社会福祉学科教授。
NPO法人ラルシュ・デイブレイク(カナダ)の職員、NGO地に平和(日本)のパレスチナ難民キャンプ支援事業担当員などを経て、2011年4月~2014年3月、京都女子大学家政学部生活福祉学科助教。2014年4月~2020年3月、国立大学法人琉球大学人文社会学部人間社会学科准教授(2018年より人間科学科から改組)、2020年4月~2023年3月、同志社大学社会学部社会福祉学科准教授。北欧・北米・日本の障害者の脱施設化とパーソナルアシスタンスについての研究を行う。
単著に『知的障害者の地域移行と地域生活――自己と相互作用秩序の障害学』(現代書館、2010年)、『脱施設化と個別化給付――カナダにおける知的障害福祉の変革過程』(現代書館、2019年)、『知的障害者の施設解体の試み――障害者自立支援法制定期における自立規範の変容と再編』(現代書館、2025年)、『スウェーデンにおける障害者のパーソナルアシスタンス制度――抑制政策を超えて、当事者主導性の確立へ』(明石書店、2025年)。共著に『障害学の展開――理論・経験・政治』(明石書店、2024年:「第22章 知的障害者の脱施設化」担当)、『障害者権利条約の初回審査――総括所見の分析』(法律文化社、2024年:「第11章 自立生活と地域インクルージョン」担当)など。翻訳書に『地域に帰る 知的障害者と脱施設化――カナダにおける州立施設トランキルの閉鎖過程』(明石書店、2018年)。

上記内容は本書刊行時のものです。