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現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】 明石 紀雄(監修) - 明石書店
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現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】 (ゲンダイアメリカシャカイヲシルタメノロクジュウサンショウニセンニジュウネンダイ)

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発行:明石書店
四六判
352ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-7503-5245-9   COPY
ISBN 13
9784750352459   COPY
ISBN 10h
4-7503-5245-4   COPY
ISBN 10
4750352454   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0336  
0:一般 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年9月11日
書店発売日
登録日
2021年8月3日
最終更新日
2021年9月14日
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紹介

世界に影響を及ぼしたトランプ旋風は止んだ。そのときアメリカで何が起きていたのか。台頭する中国との経済関係、噴出する根深い人種差別問題やグローバルに展開したBLM運動、ジェンダー平等への動き、国民の分断など、超大国アメリカの今後を知るために外せない63テーマを集成。

目次

 まえがき
 凡例
 アメリカ合衆国地図

Ⅰ 基層

第1章 2020年大統領選挙――分断とコロナ禍での投票
第2章 2020年国勢調査――波乱のなかでの全人口集計
第3章 連邦最高裁判所――進む保守化傾向
第4章 人工妊娠中絶――ロー判決の行方
第5章 銃規制問題の現在――権利を守りつついかに改革していくか
第6章 アメリカ先住民女性への暴力犯罪対策――サバナ法とノット・インビジブル法の成立
第7章 オバマ大統領の広島訪問――謝罪ではなく和解を求めて
第8章 元大統領の役割――慈善活動家・非公式の外交官
第9章 反知性主義――既存の権威への異議申し立て
第10章 パリ協定とアメリカ――気候変動をめぐる危機からの脱却?
第11章 トランプ政権のアジア外交――「自由で開かれたインド太平洋」構想と特異な外交スタイル
第12章 トランプ政権と中東情勢――オバマ中東外交の継承と否定
第13章 「国境の壁」と非合法移民――「移民問題」の政治的利用に終始するアメリカ
第14章 DACA――若年移民に対する国外強制退去延期措置の行方
第15章 GAFA――資本主義社会を象徴するIT企業の行く末は?
第16章 ドラッグと人種をめぐる諸相――大麻規制の強化と緩和の狭間で翻弄されるマイノリティ
第17章 大量投獄――「法と秩序の維持」政策の大きな代償
第18章 アファーマティブ・アクション最新事情――多様なアジア系を「非受益者」として固定化できるのか
第19章 広がる「ニュース砂漠」――新聞消滅が引き起こす情報格差
第20章 地域密着型の公立大学――窮地に立つ「偉大な平等推進装置」
第21章 教育における再人種分離化――チャーター・スクールをめぐり対立する選択の自由と人種統合

Ⅱ 社会

第22章 パンデミックと北米の歴史――自国主義から国際協調へ?
第23章 ミレニアル世代――アメリカ変革の兆し
第24章 現代アメリカの宗教的景観――キリスト教徒の減少、デジタル化の進行
第25章 デトロイトの復活?――ジェントリフィケーションの功罪
第26章 変わりゆく南部連合の古都リッチモンド――問われる「ニュー・ニューサウス」の真価
第27章 ラティーノ集団の現在――政治的影響力の増大と集団全体の政治意識の行方
第28章 アメリカのなかのイスラーム――移民の増加、ムスリム人口の定着
第29章 ハリエット・タブマン――20ドル札の新しい「顔」
第30章 キング牧師に関する新公開のFBI機密文書――第一級歴史家の申し立ては正しいか、誤りか
第31章 過去10年間で最多のヘイトクライム――統計が示す多文化共生の厳しい現実
第32章 ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動――構造的人種主義根絶への挑戦
第33章 スポーツと政治――その関係史に見られる4つの波
第34章 スポーツと人種――平等な競技場の理想と現実
第35章 ダニエル・イノウエ――日系アメリカ人政治家の足跡
第36章 高等教育界における女性リーダー――女性学長を輩出する働きかけ
第37章 #MeToo運動――「それでも声を上げ続ける」ハッシュタグ・アクティビズム
第38章 スポーツとジェンダー――男性中心主義と同性愛嫌悪への挑戦
第39章 SOGIと人称代名詞――性的指向と性自認をめぐって
第40章 多様化する人種・民族的マイノリティの呼称――さまざまなアイデンティティを反映して
第41章 ソブリン市民運動――コロナパンデミックで顕在化した反政府集団
第42章 情報のあり方への模索――ネット社会のルール作りをどうするか

Ⅲ 文化

第43章 カホキア墳丘群――世界遺産は破壊されるのか?
第44章 ロアノークの「失われた植民地」――バージニア・デア伝説の現代的意味
第45章 ニューヨーク公共図書館――知の保存と情報・サービスの発信の場
第46章 DENSHO――日系アメリカ人の歴史を継承するデジタル・アーカイブ
第47章 読み継がれる短編小説「くじ」――いじめ問題解決のヒントは「小さな石クズ」
第48章 脚光を浴びる奴隷制・南北戦争小説――2010年代以降のアメリカ文学
第49章 移民・難民と英語文学――リンガフランカで伝えるアメリカのなかの世界史
第50章 排日移民法と朝河貫一――アメリカ社会を構成するコスモポリタン
第51章 歴史の証言者としてのエリ・ヴィーゼル――『夜』を読み継ぎ未来を考える
第52章 アジアの歴史認識批判――アメリカの都市における慰安婦記念碑・像をめぐる政治
第53章 スペイン人征服者像の建立と撤去――承認の政治と社会的正義のはざまで揺れる記憶の承継
第54章 変わるアカデミー賞選考基準――ステレオタイプから多様性へ
第55章 音楽で見るブラック・ライブズ・マター――ラップとМV、その先は?
第56章 ホワイトウォッシュ――偽装された白人優越主義
第57章 観光業と継承者が支えるフラ――コロナ禍が浮き彫りにするハワイ文化
第58章 eスポーツ――アメリカZ世代の象徴
第59章 「セサミストリート」放送開始50周年――世界中の子どもの笑顔のために
第60章 アポロ11号有人月面着陸50周年――アメリカの宇宙開発の行方とその意味
第61章 現代アメリカの都市空間――ガラスのユートピアはどこに向かうのか
第62章 トニ・モリスン――次世代へのメッセージ
第63章 ソローの思想に学ぶ――持続可能な社会に向けて

 あとがき

前書きなど

まえがき

 『現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】』は、明石書店から出されているエリア・スタディーズ叢書中のアメリカ合衆国(以下、アメリカ)社会に関する書の4冊目となるものである。第1作『現代アメリカ社会を知るための60章』の刊行は1998年、第2作『21世紀アメリカ社会を知るための67章』の刊行は2002年であった。各書とも、現代アメリカ社会の政治・経済・文化等の諸側面に関する60以上の項目を選び、それぞれに関して、入手し得る資料を基に、専門的な視点から、正確かつ詳細な解説を試みた。2013年刊行の第3作『新時代アメリカ社会を知るための60章』においてもこの手法は踏襲され、同時多発テロ事件(2001年9月11日朝のイスラム過激派アルカイダによる4機の民間航空機乗っ取り、およびそれらによるワールドトレードセンター・ペンタゴンへの突入)以後、とくにリーマンショック(2008年9月15日の投資会社リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻に端を発した世界的金融危機)および黒人初の大統領バラク・オバマの再選(2012年11月6日)以後の動きを追った。これらの書籍を通して、わが国における現代アメリカについての理解と関心の広がりに、いささかの貢献を果たすことができたならば望外の喜びである。

 (…後略…)

著者プロフィール

明石 紀雄  (アカシ ノリオ)  (監修

筑波大学名誉教授。専攻・専門:初期アメリカ合衆国史,アメリカ研究。主要著作:『エスニック・アメリカ』第3版(共著,有斐閣,2011年),『ルイス=クラーク探検――アメリカ西部開拓の原初的物語』(単著,世界思想社,2004年),『モンティチェロのジェファソン――アメリカ建国の父祖の内面史』(単著,ミネルヴァ書房,2003年),『トマス・ジェファソンと「自由の帝国」の理念――アメリカ合衆国建国史序説』(単著,ミネルヴァ書房,1993年),『現代アメリカ社会を知るための60章』(共編著,明石書店,1998年)。

大類 久恵  (オオルイ ヒサエ)  (編著

津田塾大学学芸学部教授。専攻・専門:アメリカ合衆国史,アメリカ地域研究。主要著作:『ハーレム・ルネサンス――〈ニュー・ニグロ〉の文化社会批評』(共著,明石書店,2021年)『新時代アメリカ社会を知るための60章』(共編著,明石書店,2013年),『アメリカの中のイスラーム』(単著,子どもの未来社,2006年),『アメリカ黒人女性とフェミニズム――ベル・フックスの「私は女ではないの?」』(監訳書,明石書店,2010年),『20世紀のアメリカ黒人指導者』(共訳書,明石書店,2005年)。

落合 明子  (オチアイ アキコ)  (編著

同志社大学グローバル地域文化学部教授。専攻・専門:アメリカ黒人の歴史と文化。主要著作:『ジョン・ブラウンの屍を越えて――南北戦争とその時代』(共著,金星堂,2016年),『新時代アメリカ社会を知るための60章』(共編著,明石書店,2013年),Harvesting Freedom: African American Agrarianism in Civil War Era South Carolina(単著,Praeger, 2004),『アメリカの奴隷解放と黒人――百年越しの闘争史』(共訳書,明石書店,近刊)。

赤尾 千波  (アカオ チナミ)  (編著

富山大学人文学部教授。専攻・専門:アメリカ文学,アメリカ文化研究。主要著作:『アメリカ映画に見る黒人ステレオタイプ――「国民の創生」から「アバター」まで』(単著,富山大学出版会(梧桐書院発売),2015年),「最新アメリカ映画に見るマイノリティ像の多様化――ディズニー実写版『美女と野獣』から『ドリーム』までの4作品をめぐって」(単著,富山大学人文学部編『人文知のカレイドスコープ』〈富山大学人文学部叢書1〉,桂書房,2018年,96~106頁),『アメリカ文化事典』(共著,丸善出版,2018年),「ビッチに突きつけるヒューストン・プライド――DJスクリューからビヨンセに至るチョップ&スクリューの伝統」(共著,『黒人研究』83号,2014年)。

追記

【執筆者一覧】

赤尾千波(あかお・ちなみ) ※編著者紹介を参照

明石紀雄(あかし・のりお) ※監修者紹介を参照。

伊藤裕子(いとう・ゆうこ)
亜細亜大学国際関係学部教授,専門・専攻:アメリカ政治外交史,米比関係史。主要著作:「フィリピン・ドゥテルテ政権の『国家安全保障』観と対中・対米政策」(単著,日本国際問題研究所『中国の対外政策と諸外国の対中政策』,2020年),『原子力と冷戦――日本とアジアの原発導入』(共著,花伝社,2013年)。

大類久恵(おおるい・ひさえ) ※編著者紹介を参照

小塩和人(おしお・かずと)
上智大学外国語学部教授。専攻・専門:環境史,北米地域研究。主要著作:『アメリカ環境史』(単著,上智大学出版,2014年),『グローバルヒストリーズ』(分担,上智大学出版,2018年),『北米研究入門 2』(編著,上智大学出版,2019年)。

落合明子(おちあい・あきこ) ※編著者紹介を参照

川島浩平(かわしま・こうへい)
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。専攻・専門:アメリカ史,アメリカ研究。主要著作:『アメリカ文化事典』(共編,丸善,2018年),『スポーツの世界史』(共著,一色出版,2018年),『人種とスポーツ』(単著,中央公論新社,2012年)。

黒﨑真(くろさき・まこと)
神田外語大学外国語学部教授。専攻・専門:アメリカ黒人史,アメリカ研究。主要著作:『ハーレム・ルネサンス――〈ニュー・ニグロ〉の文化社会批評』(共著,明石書店,2021年),『マーティン・ルーサー・キング――非暴力の闘士』(単著,岩波書店,2018年),『アメリカ黒人とキリスト教――葛藤の歴史とスピリチュアリティの諸相』(単著,神田外語大学出版局,2015年),『アメリカのエスニシティ――人種融和を目指す多民族国家』(共訳,明石書店,2013年)。

黒沢眞里子(くろさわ・まりこ)
専修大学文学部教授。専攻・専門:アメリカ研究。主要著作:『ナポレオンの柳――西洋人と柳,墓地,ピクチャレスク』(単著,2021年,彩流社),『〈風景〉のアメリカ文化学』(共著,ミネルヴァ書房,2011年),『アメリカ田園墓地の研究――生と死の景観論』(単著,玉川大学出版部,2000年)。

畔柳章枝(くろやなぎ・あきえ)
神奈川大学非常勤講師。専攻・専門:初期アメリカ史,思想。主要著作:『新時代アメリカ社会を知るための60章』(共著,明石書店,2013年),「R.W.エマソンの『自己信頼』思想――教育的視点から」(単著,『カリタス女子短期大学研究紀要』44号,2010年),『21世紀アメリカ社会を知るための67章』(共著,明石書店,2002年)。

鈴木紀子(すずき・のりこ)
大妻女子大学文学部准教授。専攻・専門:アメリカ研究。主要著作:『冷戦とアメリカ――覇権国家の文化装置』(共著,臨川書店,2014年),「思想教育と文学の政治学――GHQ/SCAPの日本民主化政策とアメリカ西部フロンティア言説の関係性」(単著,『論叢現代語・現代文化』4号,2010年),The Re-Invention of the American West: Women’s Periodicals and Gendered Geography in the Late Nineteenth-Century United States( 単著,Edwin Mellen Press, 2009年)。

髙橋裕子(たかはし・ゆうこ)
津田塾大学学長・学芸学部教授。専攻・専門:アメリカ社会史(女性・家族・教育),ジェンダー論。主要著作:『家族と教育』〈ジェンダー史叢書第2巻〉(共編著,明石書店,2011年),『津田梅子の社会史』(単著,玉川大学出版部,2002年)。

武井寛(たけい・ひろし)
岐阜聖徳学園大学外国語学部准教授。専攻・専門:アメリカ史,20世紀人種関係史。主要著作:「キャサリン・バウアー・ウースターの人種観と住宅政策」(単著,『立命館言語文化研究』31巻1号,2019年),「トランブル・パーク・ホームズ騒動と『共同体の暴力』」(単著,『アメリカ史研究』28号,2005年)。

中川正紀(なかがわ・まさのり)
フェリス女学院大学文学部教授。専攻・専門:アメリカ研究,ラティーノ研究。主要著作:『国境を越えるラテンアメリカの女性たち――ジェンダーの視点から見た国際労働移動の諸相』(共著,晃洋書房,2019年),『浸透するアメリカ,拒まれるアメリカ――世界史のなかのアメリカニゼーション』(共著,東京大学出版会,2003年)。マニュエル・G・ゴンサレス『メキシコ系米国人・移民の歴史』(単訳,明石書店,2003年)。

西川裕子(にしかわ・ゆうこ)
岐阜大学非常勤講師。専攻・専門:アメリカ移民史,日系アメリカ人史。主要著作:「第一次世界大戦時の移民一世とアメリカ選抜徴兵制――徴兵制への対応と帰化に対する考え方」(単著,『多文化共生研究年報』4号,2007年),「アメリカ選抜徴兵制と日系アメリカ人――第一次世界大戦参戦時の本土とハワイの比較」(単著,『史境』47号,2003年)。

菱田幸子(ひしだ・さちこ)
武蔵大学非常勤講師。専攻・専門:アメリカ黒人史。主要著作:「人種間協力への期待と挫折――1930年代の反リンチ運動を事例に」(単著,『アメリカ・カナダ研究』23号,2005年),「イングラム事件(1947年)支援活動にみる黒人エリートによるリスペクタビリティの表象」(単著,『アメリカ研究』38号,2004年)。

増井由紀美(ますい・ゆきみ)
敬愛大学国際学部教授。専攻・専門:アメリカ文化・文学・歴史・社会。主要著作:「ウィリアム・タッカーの大学改革と朝河貫一の役割――ダートマス大学から世界へ」(単著,海老澤衷ほか編『朝河貫一と人文学の形成』吉川弘文館,2019年),「英語学習教材としての英語文学――語彙力,作文力,描写・表現力強化のための指導法」(単著,『敬愛大学国際学部創設20周年記念論文集』,2018年)。

増田直子(ますだ・なおこ)
日本女子大学非常勤講師。専攻・専門:アメリカ史,移民研究。主要著作:「日系アメリカ人収容所の外から見た再定住――チャールズ・キクチの日記を中心に」(単著,『津田塾大学紀要』51号,2019年3月)『エスニック・アメリカを問う――「多からなる一つ」への多角的アプローチ』(共著,彩流社,2015年)。

宮井勢都子(みやい・せつこ)
津田塾大学言語文化研究所特任研究員。専攻・専門:アメリカ社会史,人種関係史。主要著作:『ジョン・ブラウンの屍を越えて――南北戦争とその時代』(共著,金星堂,2016年),『個人と国家のあいだ〈家族・団体・運動〉』(共著,ミネルヴァ書房,2007年)。

目黒志帆美(めぐろ・しほみ)
石巻専修大学人間学部准教授。専攻・専門:アメリカ研究,ハワイ史。主要著作:『フラのハワイ王国史:王権と先住民文化の比較検証を通じた19世紀ハワイ史像』(単著,御茶の水書房,2020年),「ハワイ王国に写し出されるアメリカ――マーク・トウェインの『ハワイ通信』にみる『自国認識』」(単著,『インターカルチュラル』第16号,2018年)。

森あおい(もり・あおい)
明治学院大学国際学部教授。専攻・専門:アメリカ文学,アメリカ文化研究。主要著作:『ハーレム・ルネサンス――〈ニュー・ニグロ〉の文化社会批評』(共著,明石書店,2021年),「『青い眼がほしい』再読――時空を超えて甦るある少女の物語」(単著,『ユリイカ』第748号,青土社,2019年),『新たなるトニ・モリスン――その小説世界を拓く』(共編著,金星堂,2017年),『トニ・モリスン「パラダイス」を読む』(単著,彩流社,2009年)。

吉岡宏祐(よしおか・こうゆう)
徳島大学総合科学部准教授。専攻・専門:アメリカ合衆国現代史。主要著作:「現代アメリカ合衆国におけるアファーマティブ・アクション理論分析――経済界と大学による『多様性』の『相互』構築議論を中心として」(単著,『国際文化研究』17号,2011年),『新時代アメリカ社会を知るための60章』(共著,明石書店,2013年)。

上記内容は本書刊行時のものです。