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唐法典と日本律令制 坂上 康俊(著) -  吉川弘文館
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唐法典と日本律令制 (トウホウテントニホンリツリョウセイ)

歴史・地理
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A5判
496ページ
定価 10,000 円+税   11,000 円(税込)
ISBN
978-4-642-04678-7   COPY
ISBN 13
9784642046787   COPY
ISBN 10h
4-642-04678-X   COPY
ISBN 10
464204678X   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年12月10日
書店発売日
登録日
2023年9月7日
最終更新日
2024年5月8日
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紹介

唐から継受して編纂された日本の律令。唐の律令格式の伝来時期や日本での編纂過程を、『令集解』や敦煌・トゥルファン文書の詳細な考証に基づき解明。さらに日唐間での書籍などの情報伝播の実態や、規範意識などに着目して日本社会と法との関わりを考察する。古代日本における法典編纂の展開と律令国家の成立過程を見通す、古代史研究に必備の書。

目次

序/唐法典舶載の研究(敦煌発見唐律断簡(P.3608, P.3252)と大宝律〈岡野誠説の紹介/岡野説の問題点と別案の提示/戸婚律放部曲為良条改訂の位置づけ〉以下細目略/『令集解』に引用された唐の令について―舶載唐開元令考/『令集解』に引用された唐の格・格後勅について/唐格に関する二、三の問題/日唐の格法典の編纂と体裁の特徴)/日唐間の情報伝播(大宝律令制定前後における日中間の情報伝播/書禁・禁書と法典の将来/入唐僧と刺史の印信―維蠲書状の真意/海外情報の復原と評価―「頭陀親王入唐略記附載伊勢興房報告」を読む)/律令法と日本古代国家(律令制の形成/成文法と規範意識―古代の法と慣習/律令国家の法と社会/日本列島は「東アジア」なのか/古代国家をどうとらえるか)

著者プロフィール

坂上 康俊  (サカウエ ヤストシ)  (

1955年 宮崎県に生まれる。1983年 東京大学大学院文学研究科博士課程中途退学。現在 九州大学大学院教授 ※2016年2月現在
【主な編著書】『日本の歴史5 律令国家の転換と「日本」』(講談社、2001年)、『平城京の時代』(シリーズ日本古代史4、岩波書店、2011年)

上記内容は本書刊行時のものです。