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江戸時代の災害・飢饉・疫病 菊池 勇夫(著) - 吉川弘文館
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江戸時代の災害・飢饉・疫病 (エドジダイノサイガイキキンエキビョウ) 列島社会と地域社会のなかで (レットウシャカイトチイキシャカイノナカデ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
A5判
256ページ
定価 3,600 円+税   3,960 円(税込)
ISBN
978-4-642-04354-0   COPY
ISBN 13
9784642043540   COPY
ISBN 10h
4-642-04354-3   COPY
ISBN 10
4642043543   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年3月20日
書店発売日
登録日
2022年12月13日
最終更新日
2023年3月1日
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紹介

江戸時代を襲ったさまざまな災害。なかでも飢饉には流行病が伴い、感染症は列島社会を駆け抜けた。人々の暮らしや生命の危機に地域社会はどう動いたのか。飢饉と流行病を中心に、その実態と対応を追究。災害・飢饉観や、民衆の歎き、医師の活動などにも説き及ぶ。東日本大震災やコロナ禍など、「災害の時代」を生きる上での指針を与える注目の書。

目次

序章 災害史、とりわけ飢饉と疫病について―本書が取り上げたこと/Ⅰ 列島社会の広がりのなかで(江戸時代の飢饉・災害観―奢り・天の戒め・仁政〈安藤昌益の「人災」論/武陽隠士の災異・仁政論/飢饉記録にみる天の戒め〉以下細目略/安永二年の疫病流行―江戸、東北地方を中心に/列島を縦断した「琉球風」―天保三年の風邪流行/災害・疫病と民衆体験―旅人菅江真澄の見聞)/Ⅱ 地域社会の暮らしのなかで(地域・流域における災害発生の歴史―近世後末期、仙台西部地域/飢饉から疫病流行へ―仙台藩の場合/米作地域の天保の飢饉―庄内藩の場合/飢饉と風犬の患から救う―建部清庵『民間備荒録』の社会背景)/終章 「災害の時代」を生きる

著者プロフィール

菊池 勇夫  (キクチ イサオ)  (

1950年、青森県生まれ。1980年、立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、一関市博物館館長、宮城学院女子大学名誉教授 ※2023年2月現在
【主要著書】『五稜郭の戦い―蝦夷地の終焉―』(吉川弘文館、2015年)、『近世北日本の生活世界』(清文堂、2016年)、『義経伝説の近世的展開』(サッポロ堂書店、2016年)、『非常非命の歴史学―東北大飢饉再考』(校倉書房、2017年)、『探究の人 菅江真澄』(無明舎出版、2017年)、『飢えと食の日本史』(吉川弘文館、2019年)、『戊辰戦争と東北・道南―地方・民衆の視座から―』(芙蓉書房出版、2022年)、『クナシリ・メナシの戦い』(藤田印刷エクセレントブックス、2022年)

上記内容は本書刊行時のものです。