版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
全体主義の起原 1【新版】 ハンナ・アーレント(著) - みすず書房
..
【利用可】 (連絡不要)

全体主義の起原 1【新版】 (ゼンタイシュギノキゲン) 反ユダヤ主義 (ハンユダヤシュギ)

哲学・宗教
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:みすず書房
四六判
360ページ
定価 4,500 円+税   4,950 円(税込)
ISBN
978-4-622-08625-3   COPY
ISBN 13
9784622086253   COPY
ISBN 10h
4-622-08625-5   COPY
ISBN 10
4622086255   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C1031  
1:教養 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年7月20日
最終更新日
2017年8月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2022-04-02 日本経済新聞  朝刊
評者: 石田英敬(記号学者)
2019-08-25 毎日新聞  朝刊
2018-06-17 読売新聞  朝刊
評者: 本多正一(文筆家)
2018-05-05 日本経済新聞  朝刊
2018-05-05 朝日新聞  朝刊
2018-03-24 日本経済新聞  朝刊
2017-09-03 朝日新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

〈反ユダヤ主義(たんなるユダヤ人憎悪ではなく)、帝国主義(たんなる征服ではなく)、全体主義(たんなる独裁ではなく)が――次から次へと、より残酷なかたちで――示したのは、人間の尊厳が、新しい政治原理、新しい地上の法においてのみ見出されうる新しい保証を必要とするということである。その有効性は今度こそは人類全体を包括する一方で、その力は厳密に限定され、新しく定義された領域的なものに根をおろし、それによって制御されなければならない〉

20世紀の中心に生じた「伝統の崩壊」、すなわち強制収容所・絶滅収容所という「地獄」という現実の出来事を、どうすれば理解することができるのか。厖大な文献を読み込み、じっくり考え、理解しようとする営為から、本書は生まれた。
国家や法という伝統、さらには人間の本質まで破壊した全体主義への道筋とシステムを描いた20世紀の記念碑的大著の新版を、最新の研究成果を反映し、より正確かつ読みやすくして、ここにおくる。
〈理解とは、現実に予断をくだすことなく注意深く向き合い、それに負けないことなのだ〉

目次

新版にあたって――凡例

初版まえがき
序文(ドイツ語版より)  カール・ヤスパース
まえがき(ドイツ語版より)
まえがき(1968年の英語分冊版より)

第一章 反ユダヤ主義と常識

第二章 ユダヤ人と国民国家
1 解放の曖昧さとユダヤ人の御用銀行家
2 プロイセンの反ユダヤ主義からドイツにおける最初の反ユダヤ主義政党まで
3 左翼の反ユダヤ主義
4 黄金の安定期

第三章 ユダヤ人と社会
1 例外ユダヤ人
2 ベンジャミン・ディズレイリの政治的生涯
3 フォブール・サン=ジェルマン

第四章 ドレフュス事件
1 ユダヤ人と第三共和国
2 軍・聖職者 対 共和国
3 民衆とモッブ
4 大いなる和解

原註
参考文献
事項索引
人名索引

著者プロフィール

ハンナ・アーレント  (ハンナ アーレント)  (

1906-1975。ドイツのハノーファー近郊リンデンでユダヤ系の家庭に生まれる。マールブルク大学でハイデガーとブルトマンに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに学ぶ。1928年、ヤスパースのもとで「アウグスティヌスの愛の概念」によって学位取得。ナチ政権成立後(1933)パリに亡命し、亡命ユダヤ人救出活動に従事する。1941年、アメリカに亡命。1951年、市民権取得、その後、バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授などを歴任、1967年、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授に任命される。

大久保和郎  (オオクボカズオ)  (

1923年東京に生まれる。慶應義塾大学文学部中退。独・仏文学を専攻。1975年歿。訳書 マリアンネ・ウェーバー『マックス・ウェーバー』(1965)ハンナ・アーレント『エルサレムのアイヒマン』(1969、新版2017)同『全体主義の起原』1・3(共訳、1972、74、新版2017)カール・シュミット『政治的ロマン主義』(1970、《始まりの本》2012、以上みすず書房)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。