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民主主義が科学を必要とする理由
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月26日
- 書店発売日
- 2022年1月26日
- 登録日
- 2021年11月11日
- 最終更新日
- 2024年1月25日
書評掲載情報
| 2022-06-11 |
図書新聞
評者: 奥田太郎 |
| 2022-03-27 |
読売新聞
朝刊 評者: 西成活裕(東京大学教授・数理物理学者) |
| 2022-02-19 |
毎日新聞
朝刊 評者: 内田麻理香(東京大学特任准教授) |
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紹介
科学は様々な攻撃を受けている。真理を見ようとしない人々によって批判され、時には、環境に対する災厄の道具とみなされたり、経済的観点だけで価値を考える政治体制から圧力を受けたりもする。それでも、民主主義社会は科学を必要としている。その理由を具体的な事例と研究の蓄積によって丁寧に説明し、社会における科学の役割、科学者たちの道徳的責任を問う、科学論・専門知論の第一人者によるマニフェスト。
目次
序文
第Ⅰ部 導入
第一章 道徳的選択としての科学
科学的な諸価値のための道徳的事例
科学論の三つの波
啓示と証明
本書の構造
第Ⅱ部 選択的モダニズム
第二章 科学を選ぶ
科学的価値と技術的局面
境界設定の問題
科学の形成的意志
伝統的な科学哲学から引き継がれる科学の形成的意志
マートンの科学社会学における形成的意志
その他の形成的意志
論理的機械としての科学と生活形式としての科学
ハード・ケース──科学が有効性を持たなくても科学を擁護する
さしあたりの結論
第三章 選択的モダニズム、民主主義、科学
選択的モダニズムの射程
選択的モダニズムと政治的局面
新しい科学の理解──フクロウ委員会
政策的助言のための新制度
まだ解決を必要とする問題
結論
第Ⅲ部 学術的文脈
第四章 学術的文脈における選択的モダニズム
選択的モダニズムと科学論の第二の波
学術的な先駆者と同時代人
第五章 制度的変革
市民パネル、市民陪審、コンセンサス会議
構成的技術アセスメント
市民科学
公開討論会と公聴会
科学技術への公衆の参加
政策助言者としての専門家
結論
第Ⅳ部 マニフェスト
第六章 選択的モダニズムと民主主義
素朴さに賭けてみてはどうだろうか
訳者あとがき
参考文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。
