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世界一わかりやすい 日本の農業の教科書 鈴木 宣弘(著) - 平凡社
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【利用可否不明】

世界一わかりやすい 日本の農業の教科書 (セカイイチワカリヤスイ ニホンノノウギョウノキョウカショ) 巻次:1112

新書
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発行:平凡社
新書判
256ページ
定価 1,100 円+税   1,210 円(税込)
ISBN
978-4-582-86112-9   COPY
ISBN 13
9784582861129   COPY
ISBN 10h
4-582-86112-1   COPY
ISBN 10
4582861121   COPY
出版者記号
582   COPY
Cコード
C0261  
0:一般 2:新書 61:農林業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年8月10日
書店発売日
登録日
2026年6月26日
最終更新日
2026年7月9日
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紹介

日本の農業が非常に厳しい状態に置かれてから久しい。
2024年の夏頃には「令和のコメ騒動」なども起こり、海外の政治経済事情の不安定化の影響を受け、事態は複雑さを帯び、ますます深刻になってきている。まさに命に関わる危機が迫ってきている。そのような状況下で私たちに求められていることは、農業に関する正しい知識を身に付けること、である。
本書は「日本の農業」の基礎知識、そして通常の「表面」での解説では見えにくい「裏側」の真実を併せて知ることから、その真の課題への理解を深める入門書。

【目次】
第1章 日本の農業の「歴史」
第2章 「データ」でみる日本の農業
第3章 押さえておきたい現代農業の「基礎知識」
第4章 「持続可能な農業」のために
第5章 「食料安全保障」としての農業

目次

第1章 日本の農業の「歴史」
   人類の生活を一変させた農業──縄文・弥生時代
   土地開発を加速させた「荘園」制度──奈良・平安・鎌倉時代
   すでに「SDGs」を実現していた──江戸時代
   農業の「近代化」が一気に加速──明治・大正・昭和時代
   農業の歴史は「土地活用の歴史」である
   GHQによる「農地改革」と「小麦政策」
   日本の工業化が農業に与えた影響
   不可思議な「減反政策」はなぜ始まったのか?

第2章 「データ」でみる日本の農業
   「農業大国」としての日本の位置付け
   「農地面積」が圧倒的に小さい日本
   「一戸あたりの耕作面積」が小さい日本
   「食料輸入」に頼る日本
   農業生産額の都道府県別ランキング
   「儲かる品目」ランキングからみえてくること
   いまや日本は畜産大国⁉
   日本の農家の平均農業所得は114万円
   後期高齢者に支えられている農業
   日本は兼業農家が7割
   「日本の農家は補助金で守られすぎ」のウソ
   死亡事故発生率が高い「超危険」な農業
   「大規模化」と「農地集約化」の進展と限界

第3章 押さえておきたい現代農業の「基礎知識」
   農業協同組合(JA)とはどんな組織なのか?
   JAが担う事業
   「農協による農家いじめ」の誤解
   農作物が食卓に並ぶまで
   「品種改良」について学ぶ
   農業の見えない主役「土壌」とは
   新規就農者のための教育機関
   農業に関する法律① 食料・農業・農村基本法
   農業に関する法律② 土地改良法
   農業に関する法律③ 農地法
   農業に関する法律④ 新食糧法
   深刻化する世界情勢に逆行する食糧法改正
   農業に関する法律⑤ 種苗法
   ますます種子が危ない──農家・国民よりも企業利益が最優先される流れ
   農業に関する法律⑥ 農産物検査法

第4章 「持続可能な農業」のために
   「環境保全型農業」の重要性
   「有機農業」の拡大は実現するか
   有機農業にシフトした「いすみモデル」
   自然の摂理に根差した農法とは
   「乾田直播」と「陸稲」
   「フードロス」を減らす取り組み
   「植物工場」の現在地
   「スマート農業」がもたらす変化
   農業・農村の持つ多面的機能とは
   他人事ではない「限界集落問題」
   「集落営農」の可能性

第5章 「食料安全保障」としての農業
   「食料安全保障」とは
   農村は国の本──GHQに消された本
   実質的な食料自給率が10%を切る日本
   種を循環できない日本は異常
   2008年の食料危機を振り返る
   市場原理主義の本質を理解しよう
   グローバル企業による「買い叩き」と「吊り上げ」
   FAO 対 世界銀行・IMF
   遺伝子組み換え作物(GMO)について
   危険な食べ物ほど日本に集まる構造
   農家の犠牲の上に成り立つ、自動車産業
   農業の最大の敵は「財務省」
   「令和のコメ騒動」を二度と起こさないために
   「需要創出」と「消費者支援」の仕組みを作る
   ホルムズ海峡封鎖で突き付けられた現実
   「ローカル自給圏」の拡大を!
   「家庭水田」で棚田を守る! 久留女木の取り組み
   「鳴子の米プロジェクト」と「女将の田んぼ」
   「野田モデル」による直売所革命
   アジア諸国による共通農業政策実現を

著者プロフィール

鈴木 宣弘  (スズキ ノブヒロ)  (

鈴木宣弘:1958年三重県生まれ。東京大学大学院特任教授、名誉教授。専門は農業経済学。82年東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学大学院教授を経て2006年より東京大学大学院教授、24年より現職。FTA産官学共同研究会委員、食料・農業・農村政策審議会委員、財務省関税・外国為替等審議会委員、経済産業省産業構造審議会委員、コーネル大学客員教授などを歴任。おもな著書に『農業消滅』(平凡社新書)、『食の戦争』『令和の米騒動』(以上、文春新書)、『悪夢の食卓』(KADOKAWA)、『農業経済学 第6版』(共著、岩波書店)、『世界で最初に飢えるのは日本』(講談社+α新書)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。