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思春期の親子関係を取り戻す〔増補改訂版〕 ゴードン ニューフェルド(著/文) - 福村出版
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思春期の親子関係を取り戻す〔増補改訂版〕 (シシュンキノオヤコカンケイヲトリモドスゾウホカイテイバン) 増補改訂版 子どもの心を引き寄せる「愛着脳」 (コドモノココロヲヒキヨセルアイチャクノウ)

哲学・宗教
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発行:福村出版
四六判
424ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-571-24102-4   COPY
ISBN 13
9784571241024   COPY
ISBN 10h
4-571-24102-X   COPY
ISBN 10
457124102X   COPY
出版者記号
571   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年12月
書店発売日
登録日
2022年10月13日
最終更新日
2022年12月9日
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紹介

思春期を迎えて無益な友だち付き合いにふける子どもたち。離れた子どもの関心を親のもとに取り戻す力、「愛着」の役割とは。デジタル時代に向けた補遺を含む増補改訂版。

目次

第一部 「仲間指向性」という現象
 第1章 なぜ、これまで以上に親が重要なのか
  失われた子育ての「場」
  仲間文化の影響
  正常ではあるが、自然でも健康でもない
  警 鐘
  親にとっての好材料
 第2章 歪んだ愛着、墜ちた本能
  なぜ愛着を意識しなければならないのか
  愛着と指向性
  愛着形成の六つの方法
  主たる愛着が競合するとき
  子どもの愛着が親に背くとき
 第3章 私たちの間違い
  愛着を失った文化
  バラバラに引き裂かれた家族の絆
  急速な変化、技術の暴走
  今でも生きている愛着の文化
  愛着形成の自然な方法
  空白から生まれる愛着

第二部 仲間指向性は、どのように親の子育てを妨げるのか
 第4章 子育ての力が衰えている
  自然な親の権威
  親の力の秘密
  どうすれば親の役割を果たせるか
  ラベルにすがりつく親
 第5章 愛着が親と対立するとき
  愛着は親と子どもの階層を作る
  愛着は子育ての本能を呼び起こす
  愛着は子どもの注意を集める
  愛着は子どもを親に近づける
  愛着は親からモデルを創り出す
  愛着は親を重要なガイドに指名する
  愛着は子どもに、親にとっての「よい子」でありたいと思わせる
 第6章 子どもはなぜ反抗するのか
  愛着が衰えると反抗心が強くなる
  反抗心の本来の目的
  仲間指向性の子どもの「偽りの自立」
  「万能な子ども」という神話
  子どもへの力の行使は逆効果になる
 第7章 仲間文化には深みがない

第三部 仲間指向性は、どのように子どもの健全な発達を妨げるのか
 第8章 感情からの危険な逃避
  仲間指向性の子どもは傷つきやすい
  仲間指向性の子どもはストレスに対する耐性を失う
  仲間指向性の子どもは無神経な子どもとの付き合いに敏感になる
  傷つきやすさを見せることは恥であり仲間につけこまれる
  仲間関係はもともと不安定なもの
 第9章 未熟さから抜け出せない
  未熟さの意味
  成長への自然の設計図
  成熟を促す方法
  仲間指向性が成長を妨げる五つの理由
 第10章 攻撃性の遺産
  攻撃性の原動力
  仲間指向性はどのように攻撃性を助長するのか
 第11章 いじめの加害者と犠牲者
  世話なき支配
  何が支配に駆り立てるのか
  どうやって他者を支配しようとするか
  攻撃のきっかけ
  裏側からの愛着
  いじめっ子を元に戻すには
 第12章 性的活動の始まり
  愛着の飢餓の表現としてのセックス
  性的活動と傷つきやすさからの逃避
  成熟のない性
 第13章 教えにくい生徒たち
  仲間指向性は好奇心を消す
  仲間指向性は統合的な知力を鈍らせる
  仲間指向性は試行錯誤による学習を脅かす
  仲間指向性は生徒を「愛着による学習者」にする
  仲間指向性は勉強を無意味にする
  仲間指向性は生徒から教師を奪う

第四部 どうやって子どもを取り戻すか
 第14章 子どもを引き寄せる
  仲間指向性になった子どもを取り戻す
 第15章 親子のつながりを維持し、力をもたらす
  関係作りが最優先
  愛着を念頭に置いた子育て
  親とのつながりをいつも感じられるように支える
  身体的に離れていても、つながり続ける
  親密さはもっとも深いつながり
  構造を作ってから制限を加える
  仲間との接触の制限
 第16章 親子関係を壊さないしつけ
  本当のしつけとは何か
  自然なしつけの七原則

第五部 仲間指向性の予防
 第17章 親は仲間の競争相手ではない
  仲間指向性は、初めは親にとって神の恵みに見える
  内気はそれほど問題ではない
  愛着に欠けた保育がもたらすストレス
  仲間指向性は真の社会性を育まない
  子どもに必要なのは「友だち」ではない
  仲間で退屈は解消しない
  仲間付き合いはどんなときに、どの程度許すべきか
  仲間指向性は子どもの個性を削り取る
  子どもの自尊心を守るのは親の責任
  仲間はきょうだいのかわりにはならない
 第18章 愛着の村の再生
  子育ての協力者を作る
  まわりの大人たちとの関係作り
  愛着の競合を取り除く

補 遺 デジタル時代にどう向き合うか
 第19章 デジタル革命の到来
  根本的欠陥:愛着の無視
  仲間指向性の子どもはデジタル接続で離れているときでも一緒にいられる
  デジタル革命は仲間指向性を支持して推進する
  デジタル親交の空虚さ
  デジタル親交が空虚である六つの理由
  愛着現象としてのゲーム、ネットいじめ、ポルノ
 第20章 タイミングの問題
  デジタルで社会とつながる時点と時期がある
  当面のデジタルへのアクセス制限への提案
  子どもにいつゲームを与えるか
  オンライン情報への無制限のアクセスを与える時点と時期がある
  情報提供者としての私たちの役割を維持するための課題
  「迷った」子どもを取り戻す

旧版ISBN
9784571240539

上記内容は本書刊行時のものです。