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イーサン・フロム イーディス・ウォートン(著) - 白水社
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イーサン・フロム (イーサンフロム)

文芸
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発行:白水社
新書判
216ページ
定価 1,700 円+税   1,870 円(税込)
ISBN
978-4-560-07253-0   COPY
ISBN 13
9784560072530   COPY
ISBN 10h
4-560-07253-1   COPY
ISBN 10
4560072531   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0297  
0:一般 2:新書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年6月3日
最終更新日
2024年7月3日
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紹介

『無垢の時代』の作家の別の顔、待望の新訳

「ものいわぬ白い雪原のように寡黙なイーサン・フロム。その“雪”の下には、『嵐が丘』のヒースクリフを思わせる孤独な魂の死闘の物語があった」――小川公代氏(英文学者)

マサチューセッツ州スタークフィールドで冬を過ごすことになった語り手の「私」は、足をひきずった寡黙な男をたびたび見かけていた。聞くに、イーサン・フロムなるこの土地の男で、かつてひどい「激突」を起こして以来、足が不自由になったのだという。思いがけず「私」はフロムに馬橇で駅まで毎日送迎してもらうことになるが、ある晩、ふたりは帰り道に吹雪に巻き込まれ、フロムは途上にある自宅に「私」を招き入れる。そこで「私」が目にしたものとは――。寒村の孤独、親の介護、挫かれた学業、妻の病……厳冬に生を閉ざされた主人公フロムを襲う苦難、そんな日々に射し込んだささやかな幸福、その果てに待ち受ける悲劇を精緻な技巧で描くアメリカ文学の古典。

著者プロフィール

イーディス・ウォートン  (イーディス ウォートン)  (

ニューヨークの裕福な家だったジョーンズ家に生まれる。1885年にボストンの同じく名家出身だったエドワード・ウォートンと結婚し、1913年に離婚するものの、作品はイーディス・ウォートンの名で発表した。庭園やインテリアのデザイナーとしても活躍し、自ら建物や庭をデザインした邸宅「ザ・マウント」は、現在、米国国定歴史建造物に指定されている。1911年に永住の地となるフランスへ移住し、第一次世界大戦が勃発してからは、難民や負傷兵への支援を行った。詩作や短篇小説の創作は十代の頃から行っていたものの、小説家として最初の長篇作品『決断の谷』を刊行したのは1902年、40歳でのことだった。以降、『歓楽の家』や『イーサン・フロム』を含む多くの中・長篇小説、短篇集を次々と刊行。1920年に出版した『無垢の時代』で、女性として初めてピューリッツァー賞を受けた。ほかの作品に『土地の慣習』『バナー・シスターズ』『夏』など。三度ノーベル文学賞の候補に名前が挙がるも、75歳で死去。

宮澤 優樹  (ミヤザワ ユウキ)  (

1988年北海道稚内市生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。現在、金沢大学人間社会研究域准教授。イーディス・ウォートンとその盟友ヘンリー・ジェイムズの作品を中心に研究。代表的な論文に、米国イーディス・ウォートン協会発行の学術誌『イーディス・ウォートン・レビュー』をはじめ、『ヘンリー・ジェイムズ・レビュー』や『アメリカン・リテラリー・リアリズム』に掲載のものなど。

上記内容は本書刊行時のものです。