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森永卓郎の「マイクロ農業」のすすめ
都会を飛びだし、「自産自消」で豊かに暮らす
- 初版年月日
- 2021年3月15日
- 書店発売日
- 2021年3月22日
- 登録日
- 2021年2月12日
- 最終更新日
- 2021年2月13日
紹介
2020年、埼玉県所沢市で小さな畑を借りた著者は、野菜づくりに挑戦、コロナ禍の年を楽しく心豊かに過ごした。この体験をベースに新しいライフスタイルとして、“トカイナカ”(都会と田舎の中間)に暮らし、自分の食べる野菜を自分で育てる「自産自消」の「マイクロ農業」を提唱する。大都市一極集中と行き過ぎたグローバル資本主義の限界=格差拡大と労働の空疎化が露呈するなか、楽しみとしての農業に多くの人がかかわり、近隣の人同士が生活に必要なものを分かち合う「隣人の原理」によって、現代社会の限界を乗り超える道を指し示す。
プロローグ コロナ禍でも楽しき、私の「マイクロ農業」
第1章 マイクロ農業で「幸福」を手に入れる
第2章 都会脱出でマイクロ農業 それがコロナ時代の新しい生き方
第3章 「食の安全」を実現し、環境にやさしい「マイクロ農業」
第4章 若者世代へ「本格田舎暮らし」の提言!
第5章 マイクロ農業で足元から「地球に貢献」
目次
プロローグ コロナ禍でも楽しき、私の「マイクロ農業」
定年後に最適なマイクロ農業
コロナ禍で、昭和村から新たな農地探し
大地と向き合うよろこび
農作業は、思い通りにならないから楽しい!
すべてを自分で決められる「農業はアートだ!」
マイクロ農業は最大の“セーフティネット”
ほか
第1章 マイクロ農業で「幸福」を手に入れる
年収 200万円時代に豊かに暮らす「トカイナカ生活」
75歳まで働き続けるのなら農業をやろう!
日本はアメリカに負けない「格差社会」
ギグエコノミーで働く人の悲惨な現実
現代の労働は「人権抑圧」スレスレの水準にある
格差を生み出す資本主義に別れを告げよう
ほか
【コラム】東京暮らしと田舎暮らし家計費を比較してみると
第2章 都会脱出でマイクロ農業 それがコロナ時代の新しい生き方
グローバル資本主義がもたらす災厄
キーワードは地方分散
「近隣の原理」に包まれて生きる大切さ
地産地消の「エシカル消費」に舵を切ろう
地産地消は、多くの人を助ける手段
新型コロナ禍が人口構造を変える?
ほか
【コラム】「リモートワーク兼業農家」から定年後、本格的な農家に(埼玉県)
第3章 「食の安全」を実現し、環境にやさしい「マイクロ農業」
大量離農時代がやってくる
マイクロ農業で「小規模分散農業」
「庭つきの家」ではなく「畑つきの家」を買おう!
「アマチュア農業」から「セミプロ農業」を目指そう!
定年就農は脱工業化社会へのステップ
セミプロ農業が、日本の「農」の改革にプラスする
【コラム】市民農業塾を卒業して「小さな農家」に
第4章 若者世代へ「本格田舎暮らし」の提言!
「トカイナカ」を「山水郷」復活につなげよう!
新規就農で「山水郷」復活へ
日本の未来を若い新規移住者に託そう
「豊かな生活」ってどんな生活?
物件探しは移住候補地の隣接地を訪れること
本格的に農業を始めるときの悩みは「農地」
ほか
【コラム】半農半Xを県が支援 若者が「地域の担い手」に
第5章 マイクロ農業で足元から「地球に貢献」
壊れ続ける地球環境
資本主義が世界と人間を壊す
『人新世の「資本論」』に学ぼう
なぜ日本は原発に固執するのか?
安全性を無視した原発再稼働
再生可能エネルギーはもはやもっともコストが安い
ほか
上記内容は本書刊行時のものです。