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出版者情報
ベンチャーの作法
「結果がすべて」の世界で速さと成果を両取りする仕事術
- 初版年月日
- 2024年11月26日
- 書店発売日
- 2024年11月28日
- 登録日
- 2024年9月19日
- 最終更新日
- 2024年11月6日
紹介
上司や先輩に「指示」を仰ぎながら仕事を進める。「計画やコンセプト」をしっかり固めてから行動する。気になった課題を指摘して、改善を提案する。
どれも社会人として模範的な考え方であり、行動です。しかし成長途上の企業にいるのなら、これでは活躍できません。
従順で聞き分けのいい「指示待ち人間」。理想論を語るだけの「評論家」。他人に変化や努力を促す「他責思考」
そんなものは、必要とされないからです。
成長途上の組織が求めているのは、自ら動いて結果を出せるやつです。
前例のない仕事ばかり。慎重さよりスピード感が重要。人手がつねに足りていない。
そんな事情を抱えた組織において、正論や他責思考は必要とされません。成長途上の組織には、その環境に見合った、仕事の進め方、成果の出し方、評価の手に入れ方があります。結果を出したいと思うのなら、そういった「作法」を知ることです。
でも、そんなことは誰も教えてくれません。みんな自分の仕事でいっぱいいっぱいだからです。他人に優しく指導する暇なんてありません。
だから、この本が生まれました。
目次
1章 結果がすべてをつれてくる ~「目標設定」の作法
「結果」より先に「裁量」を求めるな/「良い人間関係」に、甘えてはいけない/「輝かしい過去」を過信してはいけない/「頭脳」になるな。「手足」となれ/「成長機会」こそ最大のご褒美/やる気なんて、結果が出れば勝手に生まれる
2章 評論家は今すぐ退場せよ ~「任務遂行」の作法
群れを導く「セカンドペンギン」になれ/組織に「評論家」は必要ない/「スピード感」のないベンチャーは死ぬ/「トレンド」を冷笑してはいけない/自分で自分に厳しくできるか/「納得感」なんて、なくていい/「やる」だけでなく「やりきる」ことが大事
3章 誰の期待に応えるべきか ~「指示対応」の作法
「顧客」より「経営者」を見ろ/経営者だけが見ている「景色」を信じろ/経営者の判断に「論理性」を求めてはいけない/「無茶振り」に応えるという、立派なビジネススキル/経営者に振り回されても、他者を振り回すな/期待は応えるのではなく、超えていくもの/結果を出すために、「評価」を手にしろ
4章 他者への期待を捨て去る ~「連帯形成」の作法
「個の自発性」に期待をかけるな/「ブリリアントジャーク」に手は差し伸べられない/「マイクロマネジメント」も使い方しだい/「知りたい」と思われる人になれ/「上を動かす」という最強のマネジメント/巻き込んだらかならず「責任」をとれ
5章 落ちたボールを拾いにいけ ~「職務越境」の作法
「ガラスの壁」を越えていけ/管理職なら「採用」もあなたの仕事である/社長が持っているボールも奪いにいけ/越境と似て非なる「無断侵犯」という行為/自ら手を動かせない人は「いなくても問題ない人」/「会社の垣根」も超えていけ
6章 あなたが群れを抜けるとき
登りたくない山なら、降りてしまおう/「何人辞めたか」ではなく「誰が辞めたか」を気にしろ/「赤字」は気にするな。「成長率」を気にしろ
/「中途半端な黒字」にすがる企業に見切りをつけろ/「一本釣り」されたら転職を考えていい/会社を去ることは恩返しでもある
上記内容は本書刊行時のものです。