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安房直子論
五感で描かれたファンタジーの分析
発行:現代図書
定価
2,500 円+税
2,750 円(税込)
- 発売予定日
- 2026年9月14日
- 登録日
- 2026年7月6日
- 最終更新日
- 2026年7月6日
紹介
童話作家「安房直子」の研究書。安房直子の童話は、優しくやわらかでありながら、どこかもの悲しさを併せ持つ。それらの安房作品を「五感」という視点から紐解く。作品に描かれるいにしえの名称で表現される色彩、風の音、異界の者たちの声、花々の香り、布の手触り、味わい深い料理の数々…。これらが表象することやものは何だったのか。さらに安房が造詣深かった日本古典文学、キリスト教、といった要素は作品とどのような関わりを持ち、作家の思想となっていたのかを本書では丹念に分析している。安房が日本女子大学在学中に書いた短編作品によって作家人生をスタートさせた頃、日本の児童文学は新たな潮流の中にあった。時流に乗ることも逆らうこともせず、安房は独自の文学スタイルを静かに貫いた。その静謐な文学は死後30年を経ても読み継がれ、色あせることはない。本書は文学研究として冷静な分析がなされていると同時に、安房直子ファン必見の解説書でもある。
上記内容は本書刊行時のものです。
