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アイヒマンと日本人 山崎 雅弘(著/文) - 祥伝社 【利用不可】
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アイヒマンと日本人
発行：祥伝社
新書判
縦173mm
横106mm
厚さ12mm
重さ 170g
248ページ
定価
950円+税
- 初版年月日
- 2023年8月10日
- 書店発売日
- 2023年8月2日
- 登録日
- 2023年7月18日
- 最終更新日
- 2023年12月26日
書評掲載情報
| 2023-10-01 |
読売新聞
朝刊 評者: 本多正一（文筆家） |
| 2023-09-23 |
毎日新聞
朝刊 評者: ジョエル・ヨース（高知県立大学教授・日本思想史） |
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紹介
「まじめ」を隠れ蓑にした「思考停止」の罪
1942年１月20日、「ユダヤ人問題の最終的解決」を話し合う政府合同会議が、
ベルリン郊外のヴァン湖畔で開かれた。いわゆる「ヴァンゼー会議」である。
国家保安本部長官ハイドリヒ親衛隊大将など錚々たる幹部が出席した同会議に、
事務方として参加していたのが、アドルフ・アイヒマンである。
アイヒマンは、支配地域で増え続けるユダヤ人を負担とみなし、
効率よく殺害する計画策定で大きな役割を果たした。
そして、戦後は南米に逃亡するも捕えられ、イスラエルでの裁判の結果、
死刑に処せられた。
本書は、法廷で「命令に従うしかなかった」と述べ、自らを正当化した
アイヒマンの生涯を追い、従順さが内包する危険性について警鐘を鳴らす。
上位者の命令に対して従順な国民性を持つ日本人こそ必読。
目次
第一章 アドルフ・アイヒマンとは何者か
第二章 ナチスのユダヤ人迫害政策と「ヴァンゼー会議」
第三章 ホロコーストを「効率化」したアイヒマン
第四章 国外逃亡と捕縛、エルサレムでの裁判
第五章 日本人の中にもある「アイヒマン的なまじめさ」
上記内容は本書刊行時のものです。
