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ひのえうま 吉川徹(著) - 光文社
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ひのえうま (ヒノエウマ) 江戸から令和の迷信と日本社会

新書
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発行:光文社
新書判
縦172mm 横106mm 厚さ11mm
248ページ
定価 900 円+税   990 円(税込)
ISBN
978-4-334-10553-2   COPY
ISBN 13
9784334105532   COPY
ISBN 10h
4-334-10553-X   COPY
ISBN 10
433410553X   COPY
出版者記号
334   COPY
Cコード
C0230  
0:一般 2:新書 30:社会科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年1月6日
最終更新日
2025年2月5日
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書評掲載情報

2025-05-10 毎日新聞  朝刊
評者: 橋爪大三郎(社会学者)
2025-03-16 読売新聞  朝刊
評者: 福間良明(立命館大学教授・歴史社会学者)
2025-03-02 産經新聞  朝刊
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紹介

1966(昭和41)年、日本の出生数が統計史上最低を記録した。原因となったのは迷信。60年に1度めぐってくる干支、丙午(ひのえうま)にまつわる俗言のためだった。高度経済成長の只中、2つのベビーブームの間にあって、たった1年、なぜ迷信がそこまでの出生減をもたらしたのか? そしてさまざまな「都市伝説」がささやかれてきたひのえうまの人生とは、実際にはどのようなものだったのか?
自身、昭和のひのえうま生まれの計量社会学者が、迷信の成立した江戸期にまでさかのぼり、周期的な拡散・浸透のタイムラインをつぶさに追いながら、ただ日本でだけ生じた特異な出生減を「社会現象」として読み解く。

著者プロフィール

吉川徹  (キッカワ トオル)  (

1966年島根県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は計量社会学、現代日本社会論。主な著書に『現代日本の「社会の心」』(有斐閣)、『学歴分断社会』(ちくま新書)、『学歴と格差・不平等』(東京大学出版会)、『学歴社会のローカル・トラック』(大阪大学出版会)、『日本の分断』(光文社新書)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。