書店員向け情報 HELP
出版者情報
刑務所の文章教室――言葉が心をほどくとき
- 書店発売日
- 2026年7月10日
- 登録日
- 2026年4月2日
- 最終更新日
- 2026年9月29日
書評掲載情報
| 2026-10-10 |
朝日新聞
朝刊 評者: 古田徹也(倫理学者) |
| 2026-09-05 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 土門蘭(文筆家) |
| 2026-08-23 | 読売新聞 朝刊 |
| 2026-08-08 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
| 2026-08-08 | 毎日新聞 朝刊 |
| MORE | |
| LESS | |
紹介
【メディア多数紹介!】
■『毎日新聞』夕刊(渡辺祐真さん 2026/7/30)
■『週刊新潮』(中江有里さん 8/13・20合併号)
■『毎日新聞』(インタビュー 2026/8/8)
■『東京新聞』(書評欄 2026/8/8)
■『武田砂鉄ラジオマガジン』(文化放送・ゲストコーナー 2026/8/13)
■共同通信(インベカヲリさん・書評)
『福島民報』『下野新聞』『新潟日報』『埼玉新聞』『中部経済新聞』『岐阜新聞』『福井新聞』『山陰中央新報』『愛媛新聞』『長崎新聞』『沖縄タイムス』『琉球新報』
■『読売新聞』(書評欄 2026/8/23)
■『日刊ゲンダイ』(インタビュー 2026/8/26)
■『静岡新聞』(本岡典子さん・書評 2026/8/30)
■『日本経済新聞』(土門蘭さん・書評 2026/9/5)
■「朝日新聞デジタル」(山内マリコさん対談 2026/9/14)
■『週刊読書人』(掛川直之さん・書評 2026/9/18号)
■『神戸新聞』(インタビュー 2026/9/20)
【ブレイディみかこさん推薦!】
「この教室で学びたくなる人はたくさんいるのではないか」
闇バイトに応募した大学生、キャパを超える業務でうつになり「嫌なことが忘れられるなら」と覚醒剤に手を出した会社員、ホストにハマって高額のツケを背負い特殊詐欺の受け子をしてしまった女性……受刑者たちは、どのような文章を紡ぎ、どのように変わっていったのか
心に沁みるノンフィクション!
刑法改正で2025年6月に「拘禁刑」が導入され、刑罰の目的が「懲らしめ」から「立ち直り」へと転換して1年、誰もが生きやすく安心して暮らせる社会の実現には何が必要なのか――
「私はこれまで、罪を犯した数多くの人々の話を聴いてきました。30年間の取材をとおして実感しているのは、他者を傷つけた人は自分自身も深く傷ついているということ、そして、まずは自らの回復のプロセスを経なければ、更生するのはむずかしいということです。自分などどうでもいい存在だと思っていたら、他者を尊重することも、他者の痛みを想像することもできません」(本文より)
「ほとんどの受講生にとって、詩を書くなんて、小学校以来か、まったく初めての経験です。それが、すぐれた詩の言葉に耳を澄ませながらほんの少し心のドアを開けると、そこから心の奥にしまってあった想いが詩のリズムに乗ってあふれ出してきたのです」(本文より)
【著者】大塚敦子
ジャーナリスト、ノンフィクション作家。世界各地の紛争取材の後、困難をかかえた人と自然や動物の絆などをテーマに執筆。『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で2001年講談社出版文化賞絵本賞ほか受賞。『動物がくれる力』『保護ねこものがたり』など著書多数。
目次
【目次】
はじめに
序章
第1部 美祢社会復帰促進センター
1 お互いを知る アルファポエム/食べ物にたとえた自己紹介
2 自分を知る(1) 貝殻を観察する/いいこと探し
3 他者を想像する その布でできた服を着ている人を想像する
4 自分を知る(2) シルヴァスタイン『ぼくを探しに』/自分の足りないかけらは何か
5 視点を変える(1) モーパッサン『首飾り』/衝撃の結末の続きを書く
6 視点を変える(2) 小川洋子「愛されすぎた白鳥」/「愛」とは何かを考える
7 自分を表現する グループポエム/谷川俊太郎「もどかしい自分」を読んで書く
8 他者の視点を想像する 苦手な人を動物や家具や食べ物にたとえる
9 そして、これから 谷川俊太郎「生きる」のリズムで書く
第2部 島根あさひ社会復帰促進センター
1 お互いを知る 自分の人生を料理にたとえる
2 感情の表出 シルヴァスタイン『おおきな木』/木の視点になる
3 自分を知る バンサン『アンジュール』/言葉のない絵本のセリフを考える
4 自分を表現する ブッシュ孝子「人生」/詩の創作とセルフ・エンパワーメント
5 次へのステップ 自分がよい状態であるために必要なもの
おわりに 出所した元受講生のこと
あとがき
一人でできる文章創作エクササイズ
上記内容は本書刊行時のものです。

