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出版者情報
まちを編み直す学校建築
社会包摂のための地域拠点
- 発売予定日
- 2026年12月7日
- 登録日
- 2026年10月9日
- 最終更新日
- 2026年10月9日
紹介
学校とは学びの場だけでなく地域社会を支えるよりどころ。少子化や学校改革のなか、ひらかれた学校建築に見る新たな学びと福祉の姿。
学校は、先生が教え、子どもが学ぶ場に留まらず、地域のシンボルとして時代や地域社会の求めに応えてきた。こうした結びつきは、日本独自の、また他の公共施設にはない特徴であり、社会的に空間的に、学校は地域社会のよりどころとなっている。
果たして、今般の教育改革や、社会環境の変化が起きるなか、学校の現在地はどうなっているか。
少子化、縮小社会を受けての学校再編、離島や山間地での新たな地域活性化の試み、災害復興と学びの環境整備、地域のなかのケアの役割などをテーマに学校そして学校建築の現在地を読み解き、そして歴史的に学校が地域のよりどころとなっていた道のりを掘り起こすことで、ひらかれた学校建築における新たな学びや福祉など、社会包摂の器としての役割を見つめる。
目次
1章 地域拠点として学校を捉える
2章 地域のよりどころとしての学校―事例に見る現在地
1 拠点を編み直す
①「地域との壁」がない学校
鎌田中学校+地域交流センター(三重県松阪市)
②新たな地域拠点形成のための適疎まちづくり
東川小学校・地域交流センター+東川町複合交流施設せんとぴゅあ(北海道上川郡東川町)
③ニュータウンの新たな拠点づくり
春日井市藤山台小学校への統合と廃校跡地の利活用(愛知県春日井市)
column 1地方都市の課題と可能性/2公共施設の再編/3学校の複合化、融合化
2 中山間地域や離島をひらく
①少人数学級を生かしたネットワーク
宮崎県五ヶ瀬町の学校群(宮崎県五ヶ瀬町)
②離島の地域拠点
島根県立隠岐島前高等学校+隠岐國学習センター(島根県海士町)
③山あいのまちにある2つの学校
神山まるごと高専と城西高校神山校(徳島県神山町)
column 4小規模校の存続 /5学校統廃合の限界/6廃校舎・廃校地の利活用
3 自然災害を経て創造する
①乳幼児から中学生までを包むインクルーシブな学び舎
大熊町立学び舎ゆめの森(福島県大熊町)
②一からのまちづくりと学校の役割
気仙小学校(岩手県陸前高田市)
③まちが学校のなかにある義務教育学校の創造
早来学園(北海道安平町)
column 7避難所としての公立小中学校/8災害復興計画における公立小中学校
4 ケアが居場所を築く
①「集合的記憶」が支える学校の原風景
岩根小学校(滋賀県湖南市)
②地域において教育とケアをつなげる実践
むぎのこスクール(北海道札幌市)
column 9社会包摂/10社会的処方 /11多様化する学びの場/12コミュニティ・スクール
5 学校と地域をめぐる歴史的視座
①関東大震災が生んだ地域拠点
東京市復興小学校(東京都)
②地域が建てた鉄筋コンクリート造の校舎
熊本県立玉名高等学校・附属中学校(熊本県玉名市)
③シビックプライドとしての学校
山形市立第一小学校(やまがたクリエティブシティセンターQ1とコミュニティ・スクール)(山形県山形市)
column 13学校と地域の関わり/14鉄筋コンクリート造校舎の出現/15学校の保存活用
3章 学校を地域のなかで編み直す
1 少子化時代の地域と学校の再編
2 災害を契機に再編される地域と学校
3 包摂社会における地域と学校の再編
4 歴史が語る地域拠点としての学校
5 地域の未来をつくる地域拠点としての学校
上記内容は本書刊行時のものです。
