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ヌシ 伊藤龍平(著) - 笠間書院
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ヌシ (ヌシ) 神か妖怪か (カミカヨウカイカ)

文芸
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発行:笠間書院
四六判
240ページ
並製
価格 1,600円+税
ISBN
978-4-305-70943-1   COPY
ISBN 13
9784305709431   COPY
ISBN 10h
4-305-70943-0   COPY
ISBN 10
4305709430   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C0039  
0:一般 0:単行本 39:民族・風習
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年8月20日
書店発売日
登録日
2021年6月9日
最終更新日
2021年8月10日
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書評掲載情報

2022-08-13 日本経済新聞  朝刊
評者: 小松和彦(民俗学者)
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紹介

ヌシ(主)とは長いあいだ一箇所に棲み続けて、巨体になった生物のことです。
本書は、川や湖、池、沼、深山幽谷、古城廃屋など、日本各地に棲む龍、大蛇、蜘蛛など様々なヌシを取り上げ、伝承や文献などの資料を交えて考察。人とヌシとのつきあい、ヌシの種類、ヌシの行動、ヌシの社会、ヌシと文芸、現代のヌシなど、多角的な視点から日本のヌシに迫ります。

【目 次】
序・ヌシと日本人
目次

第一章 英雄とヌシ
 英雄たちの怪物退治/神話の英雄、伝説の英雄/ヌシの条件/登場人物の横顔 
第二章 神・妖怪とヌシ
 夜刀神の領分/国津神の末裔/神でもあり、妖怪でもあり/水木妖怪とヌシ 
第三章 ヌシとのつきあい方
 ヌシとの約束/ヌシと雨乞い/椀貸し伝説/共同体と個人 
第四章 ヌシの種類
 水棲生物のヌシ-蛇、魚、蟹など/虫類のヌシ-蜘蛛/陸棲動物のヌシ-牛/ヌシへの供物-馬と、人間体のヌシ 
第五章 ヌシの行動学
 人を襲う・テリトリーを作る/人に祟る/毒を吐く・昇天する・修行する/人をさらう・子孫を残す 
第六章 ヌシの社会
 沼神の手紙/秘密の地下水脈/引っ越しをする理由/物言う魚 
第七章 ヌシVSヌシ
 戦場ヶ原の神話/縄張り争いをするヌシ/助けを求めるヌシ/異類合戦 
第八章 ヌシが人になる
 物食う魚/干拓事業とヌシ/ヌシと暮らす/タクシー幽霊とヌシ 
第九章 人がヌシになる
 ヌシになった人/ヌシになる方法/幽霊かヌシか/実話怪談のなかのヌシ 
第十章 文学のなかのヌシ
 『八郎』と八郎太郎伝説/『龍の子太郎』と小泉小太郎伝説/『夜叉ヶ池』と夜叉ヶ池伝説/沈鐘伝説 
第十一章 現代のヌシ
 未確認動物とヌシ/怪獣とヌシ/ダム湖にヌシは棲むか/里山とヌシ 

後書・ヌシの棲む国
注一覧
都道府県別ヌシ索引

目次

序・ヌシと日本人
目次

第一章 英雄とヌシ
 英雄たちの怪物退治/神話の英雄、伝説の英雄/ヌシの条件/登場人物の横顔 
第二章 神・妖怪とヌシ
 夜刀神の領分/国津神の末裔/神でもあり、妖怪でもあり/水木妖怪とヌシ 
第三章 ヌシとのつきあい方
 ヌシとの約束/ヌシと雨乞い/椀貸し伝説/共同体と個人 
第四章 ヌシの種類
 水棲生物のヌシ-蛇、魚、蟹など/虫類のヌシ-蜘蛛/陸棲動物のヌシ-牛/ヌシへの供物-馬と、人間体のヌシ 
第五章 ヌシの行動学
 人を襲う・テリトリーを作る/人に祟る/毒を吐く・昇天する・修行する/人をさらう・子孫を残す 
第六章 ヌシの社会
 沼神の手紙/秘密の地下水脈/引っ越しをする理由/物言う魚 
第七章 ヌシVSヌシ
 戦場ヶ原の神話/縄張り争いをするヌシ/助けを求めるヌシ/異類合戦 
第八章 ヌシが人になる
 物食う魚/干拓事業とヌシ/ヌシと暮らす/タクシー幽霊とヌシ 
第九章 人がヌシになる
 ヌシになった人/ヌシになる方法/幽霊かヌシか/実話怪談のなかのヌシ 
第十章 文学のなかのヌシ
 『八郎』と八郎太郎伝説/『龍の子太郎』と小泉小太郎伝説/『夜叉ヶ池』と夜叉ヶ池伝説/沈鐘伝説 
第十一章 現代のヌシ
 未確認動物とヌシ/怪獣とヌシ/ダム湖にヌシは棲むか/里山とヌシ 

後書・ヌシの棲む国
注一覧
都道府県別ヌシ索引

版元から一言

ヌシ(主)とは長いあいだ一箇所に棲み続けて、巨体になった生物のこと。
川や湖、池、沼、深山幽谷、古城廃屋など、日本各地に棲む龍、大蛇、蜘蛛など様々なヌシを取り上げ、資料を交えて考察。日本のヌシに迫る。

著者プロフィール

伊藤龍平  (イトウリョウヘイ)  (

1972年、北海道生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。台湾・南台科技大学助理教授を経て、現在、國學院大学准教授。専攻は伝承文学。著書に『江戸の俳諧説話』(翰林書房)『ツチノコの民俗学』『江戸幻獣博物誌』『ネットロア』『現代台湾鬼譚』(謝佳静との共著)『何かが後をついてくる』(いずれも青弓社)『怪談おくのほそ道』『棗と石榴』(葉蓁蓁との共訳)(国書刊行会)『恋する赤い糸』(陳卉如との共著)(三弥井書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。