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14歳からの読解力教室 犬塚美輪(著/文) - 笠間書院
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14歳からの読解力教室 生きる力を身につける

発行:笠間書院
四六判
272ページ
並製
価格 1,400円+税
ISBN
978-4-305-70922-6
Cコード
C0030
一般 単行本 社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年4月1日
書店発売日
登録日
2020年2月7日
最終更新日
2020年3月30日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2020-05-30
中高生の保護者・教育関係者中心に好評頂き、売上も好調で重版決定しました

紹介

「日本の15歳『読解力』15位に後退」など、読解力低下問題が世間を賑わせています。読解力が必要な場面は、国語は言うに及ばず、英語、数学、社会、理科、小説、エッセイ、論説文、新聞、マンガ、図解、グラフまで多岐に渡ります。AIに負けない本当の読解力は、メディアのジャンルを超え、学校、社会、家庭で、力強く「生きる力」を育ててくれます。

本書は「読むのが苦手」「読解力が大事って言われても……」と、ちょっと嫌そうな顔をしている中学生3人が、案内役の犬塚先生と共に、
「文字が読めれば読めたことになりますか?」
「「わかる」ということはどういうことですか?」
「たくさん本を読めば読解力は向上しますか?」
「マンガは読解力に役立ちますか?」
「図やグラフを読むのに読解力は必要ですか?」
といった疑問への答えを心理学の観点から探していきます。

本文はイラストレーター・松本セイジさんほか図版も充実。現役中・高生から、子供の読解力に関心のある保護者、読解力を身に付けたい社会人まで、わかりやすく読解力を学べる内容です。

目次

はじめに
Ⅰ 「読む」とはどういうことか
第1章 読解力は必要か
〝本〞〝文章〞にも色々ある
読解力は必要か
第2章 なんで「読めない」の?
誰でも文字を読むことができる、と言えるか
文字が読めれば読める?
それでも分からないこともある―トップダウンの読解
第3章 暗記と理解はどう違う?
人の知識はどういうものか
人が憶える仕組み1 二重貯蔵庫モデル
人が憶える仕組み2 「まとめろ!」の巻
人が憶える仕組み3 「つなげろ!」の巻
記憶と読解力―言葉の知識の2つの重要性
第4章 忘れてしまうのはなぜ?
忘れる理由その1 転送失敗
忘れる理由その2 つながりがたどれない
忘れる理由その3 作り直し
忘れないためにはどうすればいい?
Ⅱ 読解力を高めよう
第5章 読解力向上のためには「たくさん本を読む」しかないの?
読んで分かるための「頭の使い方」―読むための方略
方略マスターへの道―3つの壁を破る
第6章 マンガはやっぱりだめですか?
マンガ派vsマンガ否定派
「物語化」の功罪
視覚化の効果
トップダウンの処理とマンガ


第7章 図とかイラストを増やしてほしい?
図で分かりやすくなる?
図の分かりやすさの秘密
図の効果と副作用
マルチメディアも同じこと
第8章 読解力は一人で鍛えるモノ?
自分が分かっていないということが分かっているか―メタ認知
友達と読むことの良さ
方略を練習する仲間としての友達
Ⅲ 「読む」だけが読解じゃない
第9章 書いてあることは本当?
本当かどうか考えながら読む「批判的読解」
批判的に読むための方略
第10章 先入観はなくせる?
先入観が理解を邪魔する
人間の考え方のクセ
第11章 主観は排して読まねばならない!?
ついつい気持ちが入ってしまう
直感を活かして考える
第12章 結局のところ読解力ってなに?
読むとはどういうことか
「読解力」をつける
読解力を高める

版元から一言

ベストセラー「AI vs.教科書が読めない子どもたち」(東洋経済新報社 JAN9784492762394)でも重要視されている「読解力」についてわかりやすく学べる本です。
「AIvs.教科書が読めない子どもたち」著者新井紀子氏の推薦オビつきです。

著者プロフィール

犬塚美輪  (イヌヅカミワ)  (著/文

東京学芸大学 准教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。読解を中心に、学校や日常的な場面で「新たなことを学ぶ」心理プロセスと教育方法について研究している。主な著書に『認知心理学の視点-頭の働きの科学』(サイエンス社)『論理的読み書きの理論と実践-知識基盤社会を生きる力の育成に向けて』(北大路書房)。

上記内容は本書刊行時のものです。