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資本コスト経営のすすめ 野口真人(著) - 日経BP 日本経済新聞出版
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資本コスト経営のすすめ (シホンコストケイエイノススメ) なぜあなたの会社はPBR<1倍なのか (ナゼアナタノカイシャハピービーアールショウナリイチバイナノカ)

ビジネス
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A5判
208ページ
定価 2,400 円+税   2,640 円(税込)
ISBN
978-4-296-12451-0   COPY
ISBN 13
9784296124510   COPY
ISBN 10h
4-296-12451-X   COPY
ISBN 10
429612451X   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年2月20日
最終更新日
2025年4月23日
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紹介

株価が解散価値(PBR)を下回る企業が全上場企業の多くを占め、上場基準に達せずに市場からの退場を余儀なくされそうな会社も存在するという厳しい現実がある。本書では、投資家の期待に応える企業価値向上を実際にどのように行わなければならないか、経営者と実務者に分かりやすく解説する。資本コストとは何か、PBRの改善計画の立て方、そして数字や計画の効果的な開示方法まで、実践的なアプローチを紹介する。

著者はバリュエーション(企業価値評価)の専門家集団を率い、資本コスト経営についてコンサルティングを行ってきた経験を持つ。東証の指針が発表されてから1年が経過した今も、多くの上場企業が何をどうすればよいのか分からないという現状に応え、資本コストやPBRの基本から応用まで、経営者が知っておくべき知識を網羅して解説する。

目次

はじめに

序章 資本市場で何が起こっているか
1 資本市場をめぐる最近の動き
2 本源的価値と市場価格のギャップ
3 経営者は何をすべきか

理論編

第 1 章 企業価値とは何か
1 企業価値の尺度
2 企業価値は将来キャッシュフローの現在価値
3 会計上の資産と企業価値との違い
4 割引率と企業価値

第 2 章 資本コストとは何か
1 資本コストの定義
2 3つの資本コスト
3 資本コストに関する考察
4 PBR<1倍はなぜいけないのか
5 リスクは価格の変動性
6 資本構成と資本コストの関係

第 3 章 資本コストはどのように決まるか
1 CAPM理論
2 CAPM理論は万能ではない
3 CAPM理論以外の資本コスト算出方法は

第 4 章 企業価値を上げるには
1 本源的価値まで株価を上げないとどうなるか
2 企業価値が上がる理由
3 本源的価値と市場価格のギャップはなぜ発生するか
4 資本コストを下げるには
5 事業計画の開示がなぜ必要か

実践編

第 5 章 資本コスト経営とは何か
1 投資家と経営者の視点のギャップ
2 日本の株式市場の現状
3 アクティビストと資本コスト
4 資本コスト経営に関する誤解
5 資本コスト経営とは投資家との共通言語による会話

第 6 章 東証開示要請に正しく向き合うには
1 東証開示要請の概要
2 東証開示要請の変遷――開示から中身へ
3 「 好事例」と「ダメ事例」
4 実践:東証開示要請への効果的な対応

第 7 章 資本コスト開示で何が問題になるか
1 社内体制の構築
2 資本コストの算出について
3 資本コスト以外に何を開示したらよいか
4 投資家とはどのように会話すべきか

終章 資本コスト経営の実践に向けた総括
1 資本コスト経営は道半ば
2 資本コストの把握が第一関門
3 バランスシートの効率化
4 投資家との会話
5 ストック・オプションの活用
6 今後の展望

最後に : 資本コスト経営はピンチではなくチャンス
注目されている書籍

著者プロフィール

野口真人  (ノグチ マヒト)  (

プル―タス・コンサルティング代表取締役社長。京都大学経営管理大学院特命教授
京都大学経済学部卒業。みずほ銀行(旧富士銀行)、JP.モルガン・チェース、ゴールドマン・サックス証券を経て、2004年に企業価値評価の専門機関である株式会社プルータス・コンサルティングを設立。

上記内容は本書刊行時のものです。