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音楽家 近衛秀麿の遺産 藤田 由之(編集) - 音楽之友社
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音楽家 近衛秀麿の遺産 (オンガクカコノエヒデマロノイサン)

芸術
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発行:音楽之友社
A5判
280ページ
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-276-21531-3   COPY
ISBN 13
9784276215313   COPY
ISBN 10h
4-276-21531-5   COPY
ISBN 10
4276215315   COPY
出版者記号
276   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2019年12月6日
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紹介

日本のオーケストラ界、音楽界に多大な貢献をした指揮者、作曲家・近衞秀麿(1898-1973)。昨年の没後140年を機会に再評価されはじめた。これまでセンセーショナルな伝記的物語しか出ていなかったが、近衞版といわれる編集楽譜の解説を主に「音楽家」としての全貌を改めて把握しその軌跡と作品をまとめた。

目次

第一章 日本におけるオーケストラ演奏会と新作管弦楽曲

 一、N響創立以降:1927年~1934年

 二、N響以外の職業オーケストラの創立と近代作品のレパートリー化:1935年~1945年 三、N響以外の職業オーケストラの創立と近・現代作品のレパートリー化:1946年~1959年

 四、交響曲から現代管弦楽曲へ:1960年以降におけるオーケストラ



第二章 近衞秀麿の日本のオーケストラへの貢献

 一、指揮者 近衞秀麿の誕生

 二、欧米での輝かしい活動

 三、日本における交響楽団の組織化と育成

 四、近衞秀麿の音楽理念



第三章 「近衛版」とは何か―改編を検証する 藤田由之

 一、ベートーヴェンの交響曲

 二、シューマンの交響曲

 三、ブラームスの交響曲

 四、ショパンのピアノ協奏曲第二番

 五、チャイコフスキーの《悲愴交響曲》

 六、シベリウスの交響曲第二番 

 七、シューベルトの《弦楽五重奏(D九五六)による大交響曲》ハ長調



第四章 近衞秀麿による《越天楽》の管弦楽化



附録:年表/近衛秀麿が演奏した作品/演奏記録がない自作品/資料1 一九二三年に近衞秀麿が初渡欧したときに聴いた演奏会/資料2 一九三〇年に近衞秀麿が渡欧したときに聴いた演奏会/資料3 著書目録/資料4 日本で初めてマーラーの管弦楽曲が演奏された時に使われた楽譜

著者プロフィール

藤田 由之  (フジタ ヨシユキ)  (編集

音楽評論家。新聞のコンサート評ほか、『レコード芸術』『音楽の友』誌などで執筆。

上記内容は本書刊行時のものです。