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柄谷行人『力と交換様式』を読む 柄谷行人ほか(著) - 文藝春秋
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柄谷行人『力と交換様式』を読む (カラタニコウジンチカラトコウカンヨウシキヲヨム)

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発行:文藝春秋
新書判
重さ 198g
288ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-16-661410-3   COPY
ISBN 13
9784166614103   COPY
ISBN 10h
4-16-661410-X   COPY
ISBN 10
416661410X   COPY
出版者記号
16   COPY
Cコード
C0295  
0:一般 2:新書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年4月10日
最終更新日
2023年5月31日
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書評掲載情報

2023-07-22 毎日新聞  朝刊
評者: 斎藤環(精神科医)
2023-06-10 朝日新聞  朝刊
評者: 杉田俊介(批評家)
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紹介

1970年代後半から文芸批評家として活躍し、90年代後半からはマルクスやカント、ホッブスの読解から「交換」に着目した理論で社会や歴史を読み解いてきた柄谷行人さん。

その集大成ともいうべき『力と交換様式』では、社会システムをA=贈与と返礼の互酬、B=支配と保護による略取と再分配、C=貨幣と商品による商品交換、D=高次元でのAの回復という4つの交換様式によって捉え、とりわけ資本主義=ネーション=国家を揚棄する、人間の意思を超えた「D」の到来をめぐって思考を深めた。

「Aの回復としてのDは必ず到来する」。
民主主義と資本主義が行き詰まりを見せる混迷の危機の時代、
絶望的な未来に希望はどう宿るのか。その輪郭はどのように素描可能か。
『トランスクリティーク』『世界史の構造』、そして『力と交換様式』を貫く「交換様式」の思考の源泉に迫る。

ーーーーーーーーーーーーーー

Ⅰ:著者と読み解く『力と交換様式』
・「柄谷行人」ができるまで
・『力と交換様式』をめぐって 柄谷行人×國分功一郎×斎藤幸平
・モース・ホッブズ・マルクス

Ⅱ:「思考の深み」へ 
・可能性としてのアソシエーション、交換様式論の射程
・交換様式と「マルクスその可能性の中心」
・文学という妖怪

Ⅲ:柄谷行人『力と交換様式』を読む
・『力と交換様式』を読む
大澤真幸、鹿島茂、佐藤優、東畑開人、渡邊英理

目次

Ⅰ:著者と読み解く『力と交換様式』
・世界は交換でわかる」   柄谷行人×池上彰
・『力と交換様式』をめぐって 柄谷行人×國分功一郎×斎藤幸平
・モース・ホッブズ・マルクス」

Ⅱ:「思考の深み」へ (『力と交換様式』を書くまで)
・可能性としてのアソシエーション、交換様式論の射程
・交換様式と「マルクスその可能性の中心」
・文学という妖怪

Ⅲ:柄谷行人『力と交換様式』を読む
・『力と交換様式』を読む
大澤真幸、鹿島茂、佐藤優、東畑開人、渡邊英理

上記内容は本書刊行時のものです。