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出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
クロコダイル・ティアーズ
発行:文藝春秋
四六判
重さ 375g
336ページ
定価
1,600 円+税
1,760 円(税込)
- 書店発売日
- 2022年9月26日
- 登録日
- 2022年7月29日
- 最終更新日
- 2022年9月26日
書評掲載情報
2022-11-27 |
産經新聞
朝刊 評者: 村上貴史(ミステリー書評家) |
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紹介
【第168回 直木賞候補作】
ベストセラー作家、雫井脩介による「究極のサスペンス」
この美しき妻は、夫の殺害を企んだのか。
息子を殺害した犯人は、嫁である想代子のかつての恋人。被告となった男は、裁判で「想代子から『夫殺し』を依頼された」と主張する。犯人の一言で、残された家族の間に、疑念が広がってしまう。
「息子を殺したのは、あの子よ」
「馬鹿を言うな。俺たちは家族じゃないか」
未亡人となった想代子を疑う母親と、信じたい父親。
家族にまつわる「疑心暗鬼の闇」を描く、静謐で濃密なサスペンスが誕生!
「家族というのは、『お互いに助け合って、仲睦まじく』といった一面が取りざたされることも多いですが、そうじゃない部分もあります。ある種の運命共同体であるからこそ、こうしてほしいという願望を押しつけあったり、求めあったりして、生きづらさも生んでしまう。だからこそ、ドラマが生まれる。家族が一枚岩になれないときに生ずる『心の行き違い』は、サスペンスにしかならない」(著者インタビューより)
全国の書店員さんから、驚愕と感嘆の声が届いている傑作をぜひ!
上記内容は本書刊行時のものです。