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ある男
発行:文藝春秋
四六判
360ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2018年9月28日
- 登録日
- 2018年7月28日
- 最終更新日
- 2018年8月1日
書評掲載情報
2020-03-01 |
毎日新聞
朝刊 評者: 鴻巣友季子(翻訳家) |
2019-08-18 |
読売新聞
朝刊 評者: 辛島デイヴィッド(作家、翻訳家) |
2018-12-23 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 俵万智(歌人) |
2018-12-23 | 読売新聞 朝刊 |
2018-12-08 |
朝日新聞
朝刊 評者: 斎藤美奈子(文芸評論家) |
2018-11-04 |
毎日新聞
朝刊 評者: 沼野充義(東京大学教授・スラブ文学) |
2018-11-03 | 日本経済新聞 朝刊 |
2018-10-21 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2018-10-07 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。
人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。
上記内容は本書刊行時のものです。