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道徳を競う帝国 前田 健太郎(著) - NHK出版
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【利用可否不明】

道徳を競う帝国 (ドウトクヲキソウテイコク) マイノリティの権利はどこからきたのか (マイノリティノケンリハドコカラキタノカ)

社会科学
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発行:NHK出版
B6判
320ページ
定価 1,800 円+税   1,980 円(税込)
ISBN
978-4-14-091300-0   COPY
ISBN 13
9784140913000   COPY
ISBN 10h
4-14-091300-2   COPY
ISBN 10
4140913002   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C1331  
1:教養 3:全集・双書 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年4月15日
最終更新日
2026年5月19日
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書評掲載情報

2026-08-08 毎日新聞  朝刊
評者: 橋爪大三郎(社会学者)
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紹介

それは「西洋の伝統」なのか?

現代社会で重視されている「多様性・公平性・包摂性(DEI)」の思想に至る道は、実は100年前に帝国日本の挑戦から始まっていた――。本書は「脱植民地」をキーワードに、アメリカと日本における黒人・女性・外国人の権利が、啓蒙思想や社会運動ではなく「帝国」による国益の追求によって拡大してきたこと、さらに、それは日露戦争での日本の勝利に始まっていたことを明らかにする。

【目次】
はじめに
マイノリティの権利は西洋由来か/脱植民地化から生まれたマイノリティの権利/日本から始まった帝国の競争/日本でマイノリティの権利の拡大が遅れた理由/「帝国」と「脱植民地化」について/本書の射程

第一章 人種主義に抗う「帝国」 
 1 白人支配への抵抗の力学
 2 帝国の競争の始まり
 3 人種差別撤廃提案の意味
 小括

第二章 大日本帝国を揺るがす植民地
 1 第一次世界大戦と民族自決
 2 帝国による国際協調の時代
 3 植民地から生じた帝国の競争
 小括

第三章 マイノリティの運命の分岐点
 1 第二次世界大戦と脱植民地化
 2 人種差別撤廃の国際規範
 3 戦後日本のマイノリティ
 小括

第四章 日本では起きなかった権利革命
 1 アメリカ公民権法への道
 2 旧植民地の批判を免れた日本
 3 権利革命の力学
 小括

第五章 加わり始める外圧
 1 マイノリティの権利の国際化
 2 日本に対するアメリカの外圧
 3 日本に対する旧植民地からの批判
 小括

第六章 脱植民地化への反動の時代
 1 冷戦終結とアメリカ帝国
 2 日本政治の「右傾化」への道
 3 安倍政権の逆説
 小括

おわりに
マイノリティの権利は、誰の伝統か/歴史の「イフ」を考える/個人の道徳の限界/多様性を尊重する国へ

あとがき

目次

はじめに
マイノリティの権利は西洋由来か/脱植民地化から生まれたマイノリティの権利/日本から始まった帝国の競争/日本でマイノリティの権利の拡大が遅れた理由/「帝国」と「脱植民地化」について/本書の射程

第一章 人種主義に抗う「帝国」 
 1 白人支配への抵抗の力学
 2 帝国の競争の始まり
 3 人種差別撤廃提案の意味
 小括

第二章 大日本帝国を揺るがす植民地
 1 第一次世界大戦と民族自決
 2 帝国による国際協調の時代
 3 植民地から生じた帝国の競争
 小括

第三章 マイノリティの運命の分岐点
 1 第二次世界大戦と脱植民地化
 2 人種差別撤廃の国際規範
 3 戦後日本のマイノリティ
 小括

第四章 日本では起きなかった権利革命
 1 アメリカ公民権法への道
 2 旧植民地の批判を免れた日本
 3 権利革命の力学
 小括

第五章 加わり始める外圧
 1 マイノリティの権利の国際化
 2 日本に対するアメリカの外圧
 3 日本に対する旧植民地からの批判
 小括

第六章 脱植民地化への反動の時代
 1 冷戦終結とアメリカ帝国
 2 日本政治の「右傾化」への道
 3 安倍政権の逆説
 小括

おわりに
マイノリティの権利は、誰の伝統か/歴史の「イフ」を考える/個人の道徳の限界/多様性を尊重する国へ

あとがき

著者プロフィール

前田 健太郎  (マエダ ケンタロウ)  (

東京大学教授。1980年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。首都大学東京准教授を経て現職。専門は政治学、行政学。
著書に、『市民を雇わない国家――日本が公務員の少ない国へと至った道』( 東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『女性のいない民主主義』(岩波新書)、『権力を読み解く政治学』(羅芝賢と共著、有斐閣)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。