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台湾有事 五十嵐隆幸(著) - 中央公論新社
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【書影利用可否不明】

台湾有事 (タイワンユウジ ) 歴史・軍事・安定のメカニズム (レキシグンジアンテイノメカニズム)

新書
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新書判
360ページ
定価 1,200 円+税   1,320 円(税込)
ISBN
978-4-12-102917-1   COPY
ISBN 13
9784121029171   COPY
ISBN 10h
4-12-102917-8   COPY
ISBN 10
4121029178   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1231  
1:教養 2:新書 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年7月25日
書店発売日
登録日
2026年5月28日
最終更新日
2026年7月9日
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書評掲載情報

2026-09-05 日本経済新聞  朝刊
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紹介

近年、危惧される「台湾有事」。
中国の軍事力増強は目覚ましく、台湾周辺での演習も常態化している。1950年以来、中台双方の軍事行動を封じてきた米国の関与も揺らぐ。危機は本当に避けられないのか。
本書は「侵攻か否か」という単純な議論を超え、中台の軍事・防衛力を検証し、歴史とともに作り上げられた複雑な抑止と危機管理のメカニズムを解き明かす。
安定と平和のために国際社会、そして日本は何ができるか。

目次

はじめに

序 章 「台湾有事」とは何か

第1章 歴史の影――海峡を隔てた内戦の継続と冷戦
1 日本による台湾の割譲と返還 1895~1945
2 台湾海峡で睨み合う蔣介石と毛沢東 1945~1960
3 大陸反攻と外交闘争 1960~1969
4 狭まる国際空間と対米断交 1969~1979
5 民主化の波と蔣経国の決断 1979~1987
コラム① 日本の戦後処理で「放棄」された台湾
コラム② 米中「三つの共同コミュニケ」と「一つの中国」をめぐる相違
コラム③ 米国の台湾関係法と「現状維持」の戦略

第2章 冷戦後の台湾――統一圧力下の危機管理と現状維持
1 李登輝の政治改革と危機の再燃 1988~2000
2 陳水扁政権への「独立」阻止の圧力 2000~2008
3 馬英九の対中融和路線と統一への懸念 2008~2016
4 民主主義国の蔡英文への支持 2016~2024
5 内外の制約と頼清徳政権 2024~

第3章 中 国の台湾侵攻は可能か?――決断を縛る三つのハードル
1 台湾侵攻の決断条件
2 中国人民解放軍の実力
3 想定される侵攻シナリオ

第4章 台湾はいかに守るか?――台湾防衛の実像
1 専守防衛への転換と戦略の調整
2 台湾を防衛する「中華民国」の軍隊
3 国家総動員体制
4 米国依存の軍事力整備からの脱却
5 中国の侵攻シナリオに対する軍事力

第5章 軍 事侵攻か? 平和統一か?――台湾統一への道筋
1 侵攻を決断する「好機」と「最後の機会
2 平和統一路線と台湾をめぐる正統性
3 戦わずして統一するアプローチ
4 武力が選ばれるとすれば――条件付きの将来戦

第6章 「台湾有事」は回避できるか?――抑止と危機管理のメカニズム
1 米中の思惑が交叉する台湾海峡
2 米台関係の実務と基盤
3 危機回避を支える国際関与
4 「台湾有事」と日本

終 章 台湾海峡の平和と安定

おわりに

主要参考文献

関連年表

著者プロフィール

五十嵐隆幸  (イガラシタカユキ)  (著)

1975年生まれ.2020年防衛大学校総合安全保障研究科後期課程修了.博士(安全保障学).防衛大学校防衛学教育学群准教授,防衛研究所専門研究員を経て,2026年より目白大学外国語学部准教授.著書に『大陸反攻と台湾--中華民国による統一の構想と挫折』(名古屋大学出版会、2021年、大平正芳記念賞、国際安全保障学会最優秀出版奨励賞、猪木正道賞、地域研究コンソーシアム賞受賞)など.

上記内容は本書刊行時のものです。