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生のみ生のままで 上 綿矢 りさ(著) - 集英社 【利用不可】
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生のみ生のままで 上
発行：集英社
四六判
縦194mm
横134mm
厚さ19mm
重さ 346g
224ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2019年6月26日
- 登録日
- 2019年5月15日
- 最終更新日
- 2024年3月11日
書評掲載情報
| 2019-09-01 | 読売新聞 朝刊 |
| 2019-07-27 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 清水良典（文芸評論家） |
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紹介
「私たちは、友達じゃない」
25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣(あい)は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏(さいか)に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。
東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最初からずっと好きだった」と告白される。
彼女の肌が、吐息が、唇が、舌が、強烈な引力をもって私を誘う――。
綿矢りさ堂々の新境地! 女性同士の鮮烈なる恋愛小説。
【著者プロフィール】
綿矢りさ(わたや・りさ)
1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビュー。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞。2012年『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞。
上記内容は本書刊行時のものです。
