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出版者情報
手の倫理
発行:講談社
四六判
224ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2020年10月9日
- 登録日
- 2020年8月25日
- 最終更新日
- 2025年3月4日
書評掲載情報
2021-04-24 |
毎日新聞
朝刊 評者: 手塚マキ(歌舞伎町商店街振興組合常任理事) |
2020-12-27 | 読売新聞 朝刊 |
2020-12-19 |
毎日新聞
朝刊 評者: 持田叙子(日本近代文学研究者) |
2020-11-28 |
朝日新聞
朝刊 評者: いとうせいこう(作家) |
2020-11-28 |
朝日新聞
朝刊 評者: いとうせいこう(作家) |
2020-11-14 |
日本経済新聞
朝刊 評者: ドミニク・チェン(早稲田大学准教授) |
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紹介
人が人にさわる/ふれるとき、そこにはどんな交流が生まれるのか。
介助、子育て、教育、性愛、看取りなど、さまざまな関わりの場面で、
コミュニケーションは単なる情報伝達の領域を超えて相互的に豊かに深まる。
ときに侵襲的、一方向的な「さわる」から、意志や衝動の確認、共鳴・信頼を生み出す沃野の通路となる「ふれる」へ。
相手を知るために伸ばされる手は、表面から内部へと浸透しつつ、相手との境界、自分の体の輪郭を曖昧にし、新たな関係を呼び覚ます。
目ではなく触覚が生み出す、人間同士の関係の創造的可能性を探る。
目次
序
第1章 倫理:ほんとうの教育/フレーベルの恩物/「倫理一般」は存在しない 他
第2章 触覚:低級感覚としての触覚/内部的にはいりこむ触覚 他
第3章 信頼:安心と信頼は違う/「ふれられる」とは主導権を手渡すこと 他
第4章 コミュニケーション:記号的メディア/物理的メディア/伝達モード/生成モード 他
第5章 共鳴:遊びから生まれる「共鳴」/「伝える」ではなく「伝わっていく」 他
第6章 不埒な手:介助とセックス/不道徳だからこそ倫理的でありうる 他
上記内容は本書刊行時のものです。