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無冠の男  松方弘樹伝 松方 弘樹(著/文) - 講談社
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無冠の男  松方弘樹伝 (ムカンノオトコマツカタヒロキデン)

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発行:講談社
四六判
322ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-06-220544-3   COPY
ISBN 13
9784062205443   COPY
ISBN 10h
4-06-220544-0   COPY
ISBN 10
4062205440   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年1月23日
最終更新日
2017年2月9日
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書評掲載情報

2017-05-14 毎日新聞  朝刊
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紹介

じっくりと話を聞きながら、一冊の本にまとめるつもりでした。
しかし、3度目のインタビューが終わった約2ヵ月後、松方弘樹さんは突然病魔に襲われました。およそ1年にわたる必死の闘病を続けるも、2017年1月21日に永眠・・・あまりにも突然のお別れでした。

インタビューでは心に残る台詞をいくつもいただきました。

「役者に勲章は要らない。他人様(ひとさま)の記憶に残ればそれでいい・・・」

「僕は役者ですから総理もやくざも関係ない。人間的魅力のある人には否応なく惹かれるし、演じてみたい」

「役者っていうのはありのままの自分を見せるもんじゃない。作りものの面白さを見せるものだ」


無冠こそ我が誇り・・・・そう自負してやまない人でした。

「最後の俳優」松方弘樹のラストインタビューです。

――独自の役者道を駆け抜けた唯一無二の俳優、松方弘樹――その熱すぎる人生を、『映画の奈落』の著者・伊藤彰彦氏が活写します。

目次

はじめに  松方弘樹との四五〇日
序章    遅れてきた最後の映画スター
第一章   ヒロポン打ちつつドサ回り
第二章   東映城の暴れん坊
第三章   やくざじゃない、役者だ!
第四章   稲川総裁と松方部長
第五章   プライベートジェットとVシネマ
最終章   「最後の映画スター」の孤独
あとがき  悪場所のプリンス

著者プロフィール

松方 弘樹  (マツカタ ヒロキ)  (著/文

松方弘樹【まつかた・ひろき】
1942年東京都生まれ。俳優・映画監督・映画プロデューサー。1960年『十七歳の逆襲 暴力をぶっ潰せ』でデビュー。主な出演作品に『恐喝こそわが人生』『仁義なき戦い』『北陸代理戦争』『真田幸村の謀略』『修羅の群れ』『十三人の刺客』ほか。主なプロデュース作品に『首領になった男』『藏』『修羅の血』ほか。監督作品に『やくざの詩 OKITE 掟』。

伊藤 彰彦  (イトウ アキヒコ)  (著/文

伊藤彰彦【いとう・あきひこ】
1960年愛知県生まれ。映画製作者・映画史研究家。1998年、シナリオ作家協会大伴昌司賞佳作奨励賞受賞。2011年、『明日泣く』(色川武大原作、内藤誠監督)の製作、脚本を担当。著書に『映画の奈落 北陸代理戦争事件』(国書刊行会、のちに講談社+α文庫)。

上記内容は本書刊行時のものです。