版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
自由 上 アンゲラ・メルケル(著) - KADOKAWA
..
詳細画像 0
【利用不可】

自由 上 (ジユウ ジョウ)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
四六変型判 右開き
416ページ
定価 2,500 円+税   2,750 円(税込)
ISBN
978-4-04-113632-4   COPY
ISBN 13
9784041136324   COPY
ISBN 10h
4-04-113632-6   COPY
ISBN 10
4041136326   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年5月28日
書店発売日
登録日
2025年3月8日
最終更新日
2025年6月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2025-07-05 朝日新聞  朝刊
評者: 中澤達哉(早稲田大学教授 中・東欧史)
2025-06-07 毎日新聞  朝刊
評者: 鈴木成一
2025-06-07 毎日新聞  朝刊
評者: 池澤夏樹(作家)
MORE
LESS

紹介

日本経済新聞社「NIKKEI LIVE」、テレビ朝日系「報道ステーション」、TBS系列「サンデーモーニング」で大反響!

◆「自由」を追い求める強い意志が切り拓いた、壮大な人生。ウクライナ侵攻、アメリカとEU、今、混迷する世界情勢を読み解く必読書。 堀内勉(多摩大学サステナビリティ経営研究所所長)

◆「自由への闘争」か「自由からの逃走」か。進むべき道は本書にある。 冨山和彦(株式会社IGPIグループ会長)

◆この猜疑心に満ちた不寛容な世界で、改めてタイトルの持つ意味の重さに打ちのめされる。  恩田陸(作家)

◆プーチン、トランプ、習近平と対峙した著者のあまりに貴重な記録。 塩野誠(地経学研究所経営主幹)

◆プーチンとの駆け引き、次々と迫りくる決断――息を呑む同時代史。 中島京子(作家)

◆国家の曲がり角で、政治家が下した決断。希有な記録に瞠目した。 大木毅(現代史家・『独ソ戦』著者)

◆幾多の危機に対話で解決策を模索した女性首相。リーダーシップの生きた教科書だ。 篠田真貴子(エール株式会社取締役) 

◆開かれた共同体としての〈ヨーロッパ〉の継承に力を尽くした人! つまり「メルケル」は「トランプ」の反対語! 大澤真幸(社会学者)

◆メルケルはほんものの政治家だ。相手の内在的論理をとらえる天賦の才をもっている。 佐藤優(作家・元外務省主任分析官)

◆20世紀的ヨーロッパ政治哲学の「総括」といえる大政治家の肉声、聴くべし! マライ・メントライン(著述家・翻訳家)

◆強者への現実主義と弱者への理想主義、世界が失った孤高の羅針盤。 安川新一郎(グレートジャーニー合同会社代表)

目次

プロローグ

第1部 「首相として生まれてきたのではない」 1954年7月17日から1989年11月9日
◆幸せな子ども時代  クヴィッツォウ ヴァルトホーフ 純然たる恐怖 ゲーテ学校 夏休み プラハの春 ヘルマン・マテルン学校 
◆遠くへ  物理学 のんきさ 響きと奇跡  卒業 イルメナウ
◆DDR科学アカデミーにて  速度定数 FDJとマルクス・レーニン主義 マリーエン通り テンプリナー通り 国際交流 広がる距離感 住宅所有者  西への旅行 

第2部 民主主義の始まり 1989年11月10日から1990年12月2日
◆統一と正義と自由  複雑な気持ち 政治への第一歩 特別な選挙運動 摩擦と衝突 外交の勝利 
◆自立  ポケットに秘めた拳 直接候補

第3部 自由と責任 1990年12月3日から2005年11月21日
◆東の復興  聖木曜日 骨折 隣人 市民との対話 華やかな風景! 華やかな風景?  攻撃と暴力への抵抗 
◆男女平等  フェミニスト? 首の痛み 
◆持続可能性  エネルギー合意にはいたらず  外交政治 生き残りの代償 
◆なぜCDUなのか?  党首 苦難、もしくは権威をめぐる闘争 議員団団長 突然の再選挙 村の教会 

第4部 ドイツへの奉仕 (1) 2005年11月22日から2015年9月4日
◆最初の女性  2005年11月22日火曜日 パリ・ブリュッセル・ロンドン・ベル
リン・デュッセルドルフ・ハンブルク もっと自由を 針路の設定 ワルシャワ 欧州理事会 「みんな、どこへ、どこへ行った?」 
◆夏のメルヘン  新しいスタイル 第3位 
◆ビーチでおもてなし  ジョージ・W・ブッシュと昼食 8人での協議 ウラジーミル・プーチンを待つ 

著者プロフィール

アンゲラ・メルケル  (アンゲラ メルケル)  (

ドイツ連邦共和国の最高権力の座に就いた最初の女性として2005年から2021年まで連邦首相を務める。1954年にハンブルクで生まれ、ドイツ民主共和国で育った彼女は物理学を専攻し、博士号を取得したのち、1990年にドイツ連邦議会入りを果たした。1991年から1994年までは女性および青少年問題担当大臣、1994年から1998年までは環境・自然保護・原子力安全担当大臣、2000年から2018年まではドイツ・キリスト教民主同盟の党首を務める。2021年に政治活動から引退した。

長谷川 圭  (ハセガワ ケイ)  (

ドイツ語・英語翻訳者。高知大学卒、イエナ大学修士課程修了。ドイツ語からの訳書に、ヴォールレーベン『樹木たちの知られざる生活』(早川書房)、マウスフェルト『羊たちの沈黙は、なぜ続くのか?』(日曜社、共訳)、クロイツベルガー他『さらば、食料廃棄』(春秋社)など、英語からの訳書に、イメルト『GEのリーダーシップ――ジェフ・イメルト回顧録』(光文社)、フォルーハー『邪悪に堕ちたGAFA』(日経BP)などがある。

柴田 さとみ  (シバタ サトミ)  (

ドイツ語・英語翻訳者。東京外国語大学外国語学部卒業。ドイツ語からの訳書に、ティレマン『母さん もう一度会えるまで』(毎日新聞社)、ハーフェナー『しゃべる からだ』(サンマーク出版)など、英語からの訳書に、ロフタス『モデルナ』(草思社)、バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録I』、ミシェル・オバマ『マイ・ストーリー』(どちらも集英社、共訳)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。