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出版者情報
この本を盗む者は
発行:KADOKAWA
文庫判
432ページ
定価
820円+税
- 初版年月日
- 2023年6月25日
- 発売予定日
- 2023年6月13日
- 登録日
- 2023年3月25日
- 最終更新日
- 2023年5月22日
紹介
“本の街”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父三持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めているが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれたことで本の呪いが発動し、町は物語の世界に姿を変えてしまう。泥棒を捕まえない限り町が元に戻らないと知った深冬は、不思議な少女・真白とともにさまざまな物語の世界を冒険していく……初めて物語に没頭したときの喜びが蘇る、胸躍るファンタジー。
目次
目次
第一話 魔術的現実主義の旗に追われる
第二話 固ゆで卵に閉じ込められる
第三話 幻想と蒸気の靄に包まれる
第四話 寂しい町に取り残される
第五話 真実を知る羽目になる
解説 三辺律子
上記内容は本書刊行時のものです。