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あひる 今村 夏子(著/文) - KADOKAWA
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あひる (アヒル)

文庫
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文庫判
176ページ
定価 520円+税
ISBN
978-4-04-107443-5   COPY
ISBN 13
9784041074435   COPY
ISBN 10h
4-04-107443-6   COPY
ISBN 10
4041074436   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年1月25日
書店発売日
登録日
2018年11月27日
最終更新日
2019年1月18日
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書評掲載情報

2019-07-14 東京新聞/中日新聞  朝刊
2019-02-16 朝日新聞  朝刊
評者: 辻山良雄(書店「Title」店主)
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紹介

我が家にあひるがやってきた。知人から頼まれて飼うことになったあひるの名前は「のりたま」。娘のわたしは、2階の部屋にこもって資格試験の勉強をしている。あひるが来てから、近所の子どもたちが頻繁に遊びにくるようになった。喜んだ両親は子どもたちをのりたまと遊ばせるだけでなく、客間で宿題をさせたり、お菓子をふるまったりするようになる。しかし、のりたまが体調を崩し、動物病院へ運ばれていくと子どもたちはぱったりとこなくなってしまった。2週間後、帰ってきたのりたまは、なぜか以前よりも小さくなっていて……。なにげない日常に潜む違和感と不安をユーモラスに切り取った、河合隼雄物語賞受賞作。
解説「今村夏子は何について書いているのか」(西崎憲)収録。

著者プロフィール

今村 夏子  (イマムラ ナツコ)  (著/文

1980年生まれ。2010年「あたらしい娘」(「こちらあみ子」に改題)で第26回太宰治賞を受賞し、デビュー。本作の単行本で第24回三島由紀夫賞を受賞した。2016年には文学ムック「たべるのがおそい」に発表した「あひる」が第155回芥川賞候補となる。2017年、単行本『あひる』で第5回河合隼雄物語賞を受賞。最新刊『星の子』は第39回野間文芸新人賞受賞を受賞したほか、第157回芥川賞候補、2018年本屋大賞第7位。

上記内容は本書刊行時のものです。