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日常生活と政治
国家中心的政治像の再検討
発行:岩波書店
A5判
278ページ
定価
5,400円+税
- 書店発売日
- 2019年12月27日
- 登録日
- 2019年11月12日
- 最終更新日
- 2024年4月25日
紹介
日常生活は政治から切り離されてきた.だが,フェミニズムが「個人的なことは政治的である」と喝破したように,むしろ日常生活こそが政治の場なのではないか.家族,社会運動,政治理論,また自民党の女性党員やフィリピンの事例など多様な角度から政治学における日常生活の欠落を問い,学問としてのあり方を再検討する.
目次
序 章 「日常生活と政治」という問題 ……………田村哲樹
第Ⅰ部 日常生活の中の政治
第1章 熟議システムとしての家族 ……………田村哲樹
第2章 社会運動における日常の政治 ……………安藤丈将
第3章 共同生活と集合的意思決定――「家族の政治学」に向けて ……………久保田裕之
第4章 紛争社会でつくる日常の平和――南部フィリピンにおけるムスリムとクリスチャンの共棲 ……………吉澤あすな,日下 渉
第Ⅱ部 政治の中の日常生活
第5章 政治課題としての日常生活 ……………武田宏子
第6章 自民党の女性たちのサブカルチャー――月刊女性誌『りぶる』を手がかりに ……………辻 由希
第7章 エコロジカルな日常生活の可能性――政治による変革,政治の変革 ……………尾内隆之
第Ⅲ部 「日常生活と政治」が問うもの
第8章 日常空間のために――マッシー=ラクラウ論争再訪 ……………山本 圭
第9章 政治学の日常生活化への道――ミシェル・フーコーの歩みを辿りながら ……………加藤哲理
第10章 “非日常”としての政治を日常的に作ること――ありふれた実践はいかにして権力と政治のリアリティを構成するか ……………西山真司
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。