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戦争の考古学
発行:岩波書店
縦200mm
319, 5ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年1月
- 登録日
- 2016年5月18日
- 最終更新日
- 2016年5月18日
紹介
人類の歴史のなかで、戦争を始めたのはごく最近のこと。人間には「殺しの本能」はなく、戦争は必ずやめられる-。著者のこの主張の出発点には、弥生時代の集落で鏃の顕著な重量化を発見した若き日の研究があった。長く狩猟に使われた鏃が、なぜ武器に転じたのか。社会の変化を読み解き、世界各地での戦争の起源の考察へと発展した論考を収める。
目次
ヒトはいつ戦い始めたか
1 武器論(石製武器の発達
かつて戦争があった-石鏃の変質
石弾・土弾研究の近況 ほか)
2 戦争の起源(日本・世界の戦争の起源
世界の戦争考古学)
3 戦争と社会(農業の開始と階級社会の形成
大和川と淀川
家畜・奴隷・王墓・戦争-世界の中の日本)
上記内容は本書刊行時のものです。