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世界の軍旗図鑑 苅安 望(編著) - えにし書房
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世界の軍旗図鑑

発行:えにし書房
B5判
上製
価格 10,000円+税
ISBN
978-4-908073-78-6
Cコード
C0025
一般 単行本 地理
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年9月30日
書店発売日
登録日
2020年7月10日
最終更新日
2020年10月4日
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紹介

1500余の軍旗・軍章・国籍マーク、 宇宙軍旗を網羅!
世界の独立国198ヵ国のうち軍隊並びに準軍隊を有する国で現在使われている軍旗、陸軍旗、海軍旗、軍艦旗、艦首旗、海軍長旗、空軍旗そして「空の国旗」とも言える軍用機に付けられる国籍マーク、米国、中国、ロシアの3 大国で相次いで創設された宇宙軍旗を含めた1500余りの各種旗章の特徴をまとめた 画期的 データ・ブック。

《目次》
第1章 資料編
 アジア
 ヨーロッパ
 アフリカ
 北アメリカ
 南アメリカ
 オセアニア

第2章 解析編
 01 陸軍旗のデザイン
 02 海軍旗章
 03 海軍旗のデザイン
 04 軍艦旗のデザイン
 05 艦首旗のデザイン
 06 海軍長旗のデザイン
 07 空軍旗のデザイン
 08 軍用機国籍マークのデザイン
 09 宇宙軍旗のデザイン
 10 軍旗のデザイン

前書きなど

はじめに
 旗は紀元前1040 年頃、主に軍事、祭事で使うために中国で布を用いて作り出されたと言われている。旗の機能役割は情報の伝達、警告など様々にあるが元来は敵味方を区別し、戦場で軍旗として使う為に誕生したと言ってもよかろう。
 紀元前20 年前後の帝政ローマ時代には竿の先端に鷲の成形物を飾り、その下に横木を付して正方形の布を付けた部隊旗「ヴェクシラム」が作られた。西洋ではこれが布製旗の起源と言われている。7 世紀の始めにアラビア半島に興ったイスラム教は聖戦を起こしながら布教活動を広げていったが、白色、黒色、赤色、緑色、黄色の無地の旗を軍事に使用していたと伝えられる。エルサレム奪還をめざしイスラムと戦った12 世紀の十字は、
その名の通りキリスト教のシンボルである十字を描いた旗を欧州各地に発展させた。敵味方の目印を描いた盾を片手に持って戦う十字軍を契機に盾を中心に紋章が複雑に作り上げられて行く紋章学が発達した。更に十字軍により個人旗としての紋章旗も発展し、十字軍は紋章学と旗章学双方に大きな影響を及ぼしたと言える。
 大航海時代に入り、遠洋航海を可能とする大型帆船が作られるようになり、海上で使われる旗のデザインは複雑な紋章旗から容易に国籍識別ができるよう紋章の基調となる色を使った簡潔なストライプ意匠などの大きな旗が誕生した。
 5 大陸に植民地を有し、7 つの海を支配したと言われた英国は剣を交差させた陸軍旗、フライに国籍マークを付けた空軍旗、カントンに国旗、中央に十字を配した軍艦旗を作り世界各国軍旗のお手本として大きな影響を与えた。
 本書は旗の原点でもある軍旗に焦点を合わせ、世界の独立国198 ヵ国のうち軍隊並びに準軍隊を有する国で現在使われている軍旗、陸軍旗、海軍旗、軍艦旗、艦首旗、海軍長旗、空軍旗そして「空の国旗」とも言える軍用機に付けられる国籍マークとこれに加えて、ここ数年米国、中国、ロシアの3 大国で相次いで創設された宇宙軍旗を含めた1,500 余りの軍旗・軍章・国籍マークを網羅し、各種旗章の特徴をまとめたデータ・ブックである。
 なお、この紙面を借りてアラビア語校閲と海外軍旗調査で多大な協力を頂いた日本旗章学協会桂田祐介氏と米国Zachary Harden 氏に感謝申し上げたい。
 更に旗章に関心を持たれた読者や入会を希望する読者は筆者が所属する日本旗章学協会(URL: http://j-flags-java.jimdo.com/)にお問い合わせいただきたい。
2020 年8 月  苅安 望

著者プロフィール

苅安 望  (カリヤス ノゾミ)  (編著

1949 年千葉県生まれ。
日本旗章学協会会長、旗章学協会国際連盟フェロー、米国フラッグ・リサーチセンターフェロー。
早稲田大学政治経済学部政治学科国際政治専攻。三菱商事株式会社入社し、東京本店、ニューヨーク支店、メルボルン支店、食料部門勤務を経てヤマサ醤油株式会社取締役国際部長・顧問を歴任し2015 年退職。
2000 年日本旗章学協会会長就任。2001 年旗章学協会国際連盟加盟。2009 年アジア初の国際旗章学会議開催。2019 年第28 回国際旗章学会議でヴェクシロン賞受賞。
著書:
『世界の国旗と国章大図鑑』(平凡社)、『こども世界国旗図鑑』(平凡社)、『歴史とともに進化する国旗―世界の国旗図鑑』(偕成社)『世界の軍旗・翼章・国旗図鑑』(彩流社)、『旗から見える海の世界史―世界海事旗章図鑑』(彩流社)、『旗から見える世界史500 年―列強植民帝国旗章図鑑』(彩流社)、『旗から見える世界民族問題―番外編世界旗章図鑑』(彩流社)、『世界地方旗図鑑』(えにし書房)、『決定版 国旗と国章図鑑』(世界文化社)、『日本地方旗図鑑』(えにし書房)、『改訂版 世界の国旗図鑑』(偕成社)、『世界の国旗図鑑 国旗のぬりえ』(世界文化社)、『日本地方旗図鑑 解読編』(えにし書房)、『世界の国旗国章歴史大図鑑』(山川出版社)、”Japanese Heraldry and Heraldic Flags”(Flag Heritage FoundationUSA)、『歴史がわかる! 世界の国旗図鑑』(山川出版社)、『国旗・国章の基礎知識〈図解事典〉』(えにし書房)、『最新版 国旗と国章図鑑」(世界文化社)、『日本旗章史図鑑』(えにし書房)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。