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誰も知らない 香港現代思想史
四六判
縦288mm
横130mm
厚さ28mm
360ページ
並製
定価
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年8月
- 書店発売日
- 2015年8月14日
- 登録日
- 2015年7月21日
- 最終更新日
- 2015年8月15日
書評掲載情報
2015-10-30 |
週刊読書人
評者: 本橋哲也(東京経済大学教員・カルチュラル・スタディーズ専攻) |
2015-10-04 |
日本経済新聞
評者: 中村元哉(津田塾大学教授) |
2015-09-27 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
学生を中心に数万人が都心を占拠した2014年の「雨傘革命」によって、世界を揺さぶった香港。返還にともなって始まった「一国両制度」のもと、なぜ、この都市の人びとは立ち上がったのか? 金融資本や観光に支配されない香港の現在を暴く、気鋭の論客による思想=運動論集。日本語版オリジナル。
目次
はじめに
【第1章】
香港現代思想史──「本土意識」の歩み
【第2章】
冷戦下の脱植民地化香港──「中文公用語化運動」の詳論
六〇、七〇年代香港の返還言説
【第3章】
七・一をふりかえる──市民共和のポストコロニアルな主体性の議論とともに
香港は「国民教育運動に従わない」
勇士の凱旋に際して保釣をふりかえる
コンセンサスが崩れた新選挙文化
【第4章】
バーチャル・リベラリズムの終結
植民地主義一つの見失われた視野
主体性をもった本土性に向けて
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香港現代史略年表
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解説 方法としての香港(丸川哲史)
版元から一言
香港を代表する論客の日本で初めての単行本。日本版は訳者らの手になるオリジナル編集です。
上記内容は本書刊行時のものです。