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六人部屋の十三年間 頭木弘樹(著) - 晶文社
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六人部屋の十三年間 (ロクニンベヤノジュウサンネンカン) 病室で出会った忘れられない人たち (ビョウシツデデアッタワスレラレナイヒトタチ)

文芸
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発行:晶文社
四六判
276ページ
定価 1,800 円+税   1,980 円(税込)
ISBN
978-4-7949-8054-0   COPY
ISBN 13
9784794980540   COPY
ISBN 10h
4-7949-8054-X   COPY
ISBN 10
479498054X   COPY
出版者記号
7949   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年4月7日
最終更新日
2026年6月4日
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書評掲載情報

2026-07-04 日本経済新聞  朝刊
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紹介

六人部屋では人間のすべてが目撃される。病院関係者、つまり人類全員の必読本だ。私たちは皆病院に行く運命なのだから。──東畑開人

入院という激震! 何が壊れ、何が残るのか? 
おかしくも哀しい、病室の人間模様

「入院とはどういうものか? 入院病棟はどんなところで、医師や看護師や同室の患者との、どんな出会いが待っているのか?」
二〇歳の時に潰瘍性大腸炎を患い、十三年間の闘病生活を送り、その間のほとんどを病院の六人部屋で過ごした著者。病室という、ある種非日常な空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどんなふうに激震に耐えるのか、それを書き綴るエッセイ。
「病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。そこにはさまざまなドラマ、人間模様がある」
入院する予定のある人、今まさに入院中の人にも、入院している家族がいる人にも、さらには入院している人のお見舞いにも最適な、おかしくも哀しい病室文学。

“入院は、したくてする人はほとんどいない。しかも、突然のことが多い。心の準備もなく、いきなり始まる。医師や看護師も自分で選ぶことはできない。通院していた人でも、入院の担当医は外来とは替わることが多い。
同じ病室の患者たちも、「患者仲間」などと言ったりするものの、年齢も職業も趣味もばらばらで、病気さえそれぞれちがうことが多い。何の共通点もない人たちと、いきなり共同生活がはじまるのだ。(…)
病気の心配、お金の心配、仕事の心配、家族の心配など、さまざまな心配が頭の中、胸の内をぐるぐる回る。私はそうした入院、退院をくり返す生活を、十三年間つづけた。“(「はじめに」より)

【目次】
はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと
第1章 人生の空白に気をつけろ! ──六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ! ──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! ──六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ! ──金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ! ──入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ! ──医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ! ──お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ! ──思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! ──通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ! ──世界の見え方がちがう
あとがき 社会復帰にも気をつけろ!

目次

はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと
第1章 人生の空白に気をつけろ! ──六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ! ──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! ──六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ! ──金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ! ──入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ! ──医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ! ──お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ! ──思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! ──通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ! ──世界の見え方がちがう
あとがき 社会復帰にも気をつけろ!

著者プロフィール

頭木弘樹  (カシラギヒロキ)  (

頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。筑波大学卒業。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している。著書に『絶望読書』(河出文庫)、『食べることと出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)、『口の立つやつが勝つってことでいいのか』(青土社)、『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)など、編著のアンソロジーに『絶望図書館』『うんこ文学』(ちくま文庫)、『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)、『放課後によむ短篇集』(理論社)などがある。NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。

上記内容は本書刊行時のものです。