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男役の行方
正塚晴彦の全作品
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2009年1月
- 書店発売日
- 2009年1月23日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2023年6月1日
紹介
宝塚の華・男役は100年をかけて作られてきた歴史的産物であり、観客がいだく理想像である。それは時代とともに変化し、時代ごとの思想のうえに成立している。正塚晴彦のオリジナル作品に織り込まれた現代に対する鋭い感覚を解読して、男役の行方を見定める。
目次
まえがき
男役という性
『モン・パリ』――倒錯のエロチシズム
『ベルサイユのばら』――オスカルの長髪
『エリザベート』――男役の消滅
正塚晴彦の全作品
正塚晴彦作品年表
I― 1 『暁のロンバルディア――愛が甦るとき』 自己否定の思想
I― 2 『イブにスローダンスを』 過去の呪縛の強さ
I― 3 『アンダーライン』 プレイバック
I― 4 『テンダー・グリーン』 心を開くこと
II― 1 『パペット――午前0時の人形たち』 人生の教師
II― 2 『WHAT’S THE TITLE…!』 名歌手卒業
II― 3 『BLUFF(ルビ:ブラフ)――復讐のシナリオ』 弔い合戦
II― 4 『ロマノフの宝石』 パンドラの箱
II― 5 『銀の狼』 友と別れる朝
II― 6 『メランコリック・ジゴロ――あぶない相続人』 カーニバルの後に
III― 1 『二人だけの戦場』 男と女の絆
III― 2 『WANTED』 来世まで
III― 3 『LAST DANCE』 時の流れ
III― 4 『ブラック・ジャック 危険な賭け――手塚治虫原作より』 権威との闘い
III― 5 『ハードボイルド エッグ』 作風の転機
III― 6 『二人だけが悪(悪にルビ:ワル)――男には秘密があった そして女には…』 タンゴは一人では踊れない
III― 7 『バロンの末裔』 エロスと社会
IV― 1 『FAKE LOVE――愛し過ぎず 与えすぎず』 イエスタデイ
IV― 2 『SAY IT AGAIN――「ヴェローナの二紳士」より』 結婚詐欺
IV― 3 『デパートメント・ストア』 不況のさなかに
IV― 4 『ブエノスアイレスの風――光と影の狭間を吹き抜けてゆく…』 男役の潔さ
IV― 5 『Crossroad――すれ違うばかりじゃやりきれない』 生きていく十字架
IV― 6 『Love Insurance(ルビ:ラブインシュランス)』 二十世紀のジゼル
IV― 7 『Practical Joke(ルビ:ワルフザケ)――ってことにしといてくれよ』 非婚の夢
IV― 8 『カナリア』 愛は心中の出来事
V― 1 『追憶のバルセロナ』 出会いと別れ
V― 2 『Romance de Paris』 ローマの休日
V― 3 『La Esperanza(ルビ:ラ・エスペランサ)――いつか叶う』 ペンギンのように
V― 4 『BOXMAN――俺に破れない金庫などない』 伝説のコンビ
VI― 1 『BourbonStreet Blues』 ジェームズ・ディーン
VI― 2 『スカウト』 秋葉原事件・元厚生次官襲撃事件
VI― 3 『ホテル ステラマリス』 ゲーシュ
VI― 4 『愛するには短すぎる』 騎士道物語
VI― 5 『マジシャンの憂鬱』 観客の夢
VI― 6 『マリポーサの花』 男役の行方
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。
