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煮干しの解剖教室 小林眞理子(文) - 仮説社
.
仮説社オリジナル入門シリーズ 6

煮干しの解剖教室 初版

発行:仮説社
B5変型判
縦212mm 横186mm 厚さ7mm
重さ 246g
36ページ
上製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7735-0221-3
Cコード
C8340
児童 全集・双書 自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年7月
書店発売日
登録日
2010年7月13日
最終更新日
2018年6月14日
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受賞情報

児童福祉文化賞推薦作品受賞(2011年)

書評掲載情報

2010-08-22 朝日新聞

紹介

「解剖」というと,結構大変で手間のかかるイメージがありませんか。しかし,「煮干しの解剖」は,子どもたちだけでもできます。なんといっても煮干しを手で割りほぐすだけでいいのですから。
あの,10センチほどのカタクチイワシの体の中に,ちゃんと,目玉も脳も,背骨,筋肉,えら,さいは,心臓,胃,肝臓,卵巣(精巣)もあります。でも,カタクチイワシが煮られたときにゴチャゴチャになってありますので,注意深くばらして見ないと,なかなか見つかりません。
でも,本書があれば大丈夫です。頭や胴体をを割ったところの写真や各種臓器の写真をいっぱい掲載しています。煮干しの時の写真だけでなく,生のカタクチイワシの写真も載っていますので,エラやサイハの仕組みなどもよくわかります。
ぜひ,本書を見ながら煮干しを解剖してみてください。こんな小さな煮干しも,しっかりと生きて泳いでいたんだなあと思えてくること間違いなしです。ぜひお子様たちとともに,そんな気持ちを味わってください。

目次

ようこそ煮干しの解剖教室へ
用意するもの
煮干しをまるごと見てみよう
煮干しを2つに分ける
頭の中身
 脳・目・耳
 さいは・えら
 心臓
胴体を2つに分ける
 胴体
 消化管
食べる・食べられるカタクチイワシ
 肝臓
 卵巣・精巣
 背骨・せきずい・血管・筋肉
 見分けにくいもの
 もしも見ることができたら
解剖で見えてくるもの
謝辞ーあとがきにかえて
参考文献 

前書きなど

 「えーっ,煮干しの解剖?」
 そう,この本で解剖するのは,料理のだしに使う,そのまま食べてもおいしい,あの〈煮干し〉。カタクチイワシという魚の〈煮干し〉です。
 といっても,特別な道具はいりません。大きめの煮干しが数匹,そしてこの本があれば,あなたも魚の体についてたのしく研究することができます。
 この小さな魚から,生きものの体と暮らしについていろいろなことが見えてきます。もちろん,解剖したあとは,おいしくいただきましょう。たかが煮干し,されど煮干し。目でも口でも味わいつくす煮干しの解剖です。
 たのしいおどろきの時間を,さあ御一緒に。

版元から一言

小中学校の理科では,カエルやフナやイカなどが解剖の教材として使われてきましたし,いまも使われています。しかし,これらの生き物を解剖するのはなかなか大変なことです。メスなどの専用の器具が必要ですし,血が飛び散って服が汚れたりするおそれもあります。
その点,煮干しを解剖すれば,道具はつまようじかピンセットがあれば大丈夫ですし,血が飛び散る心配もありません。
「煮干しの解剖」は,解剖入門,生物の体の仕組み入門教育として,もっと学校教育に取り入れられてもいいのではないでしょうか。

著者プロフィール

小林眞理子  (コバヤシマリコ)  (

神奈川県横浜市生まれ。埼玉県新座市在住。1974年,明治大学農学部農学科卒業。製薬会社,私立中高教諭,在家庭を経て公立中高校で講師。現在,東京都小平市立上水中学校講師。仮説実験授業研究会会員。埼玉たのしい科学ネットワーク(NPO)メンバー。物理教育研究会(APEJ)会員。著書:『シミュレーション版《もしも原子が見えたなら》』(CD-ROM編集・共著,仮説社)

泉田謙  (イズミダケン)  (写真

1952年生まれ。東京在住。東京写真専門学院を卒業後,MY(エムワイ)スタジオ,表参道スタジオなどを経て,現在はフリー。主に商品撮影,特に建築写真,料理写真をを手がけている。

こばやしちひろ  (コバヤシチヒロ)  (

北海道名寄市生まれ。アメリカ合衆国ニューヨーク在住。アメリカと日本でウエブデザイナー,イラストレーターとして活動中。

上記内容は本書刊行時のものです。