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発行:飯塚書店
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ15mm
重さ 300g
200ページ
並製
定価
1,500円+税
- ISBN
- 978-4-7522-2060-2
- Cコード
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C0095
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一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2010年9月
- 書店発売日
- 2010年8月30日
- 登録日
- 2010年7月23日
- 最終更新日
- 2013年2月28日
紹介
現代俳句文学史のなかですっぽりと抜け落ちた夭折の女流俳人石橋秀野。その美貌と才気は生前多くの俳人たちに愛されたが、没後はその生涯までもベールに包まれてしまった。夫が、かの文芸評論家山本健吉であるにもかかわらず…。
本書はこれまで証されることのなかったその謎を一人娘の著者が、秀野の代表作とともに評伝式に解き明かし、文学史の空白を埋める一冊となりました。
読み進むにしたがって、自身の命を俯瞰するように見つめる作品は鬼気迫るものがあり、またその句の背景にある悲しいほどに切ない愛の形は、涙なしには読了し得ない感動のドラマです。
俳句ファンならずともこのノンフィクションの物語に引き込まれること間違いありません。
上記内容は本書刊行時のものです。