版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
犬の、ちょっといい話 柏艪舎編(著) - 柏艪舎
....
【利用不可】

犬の、ちょっといい話 (イヌノ、チョットイイハナシ)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:柏艪舎
四六判
224ページ
並製
定価 1,500 円+税   1,650 円(税込)
ISBN
978-4-434-13661-0   COPY
ISBN 13
9784434136610   COPY
ISBN 10h
4-434-13661-5   COPY
ISBN 10
4434136615   COPY
出版者記号
434   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2010年10月
書店発売日
登録日
2010年9月29日
最終更新日
2010年11月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

日本全国から寄せられた犬たちとの感動エピソード全54話
・わが仔のために毎日、山を越えてエサを運ぶ母犬。
・ひとりぼっちの少女の心に寄り添い続ける犬。
・散歩のたびに、近所の老犬を訪ねてまわる犬。
・飼い主の病気を我が身に引き受ける犬。
・登山に同行し、熊を追い払ってしまう犬。
・近所の子どもたちを守る野良犬。
・どんなに虐げられても、人間を信じる犬。
『64の犬物語』につづく、愛犬との心温まるエピソード集、第二弾!
犬たちの献身的な愛情、犬と人間との美しい友情物語がつまった一冊です。

目次

【もくじ】

1
トムとラム、そして僕小河佳子6
お助け犬〝リキ〟山田明子10
ジョンとカール神田久美子14
ココアがくれた大切なこと青木敏衛17
スヌーピー物語小川和歌子20
クッキーとマミー岩崎彌文24
私の愛犬ユリ植田国夫28
「ふう」が通う道長南美穂32

2
シー君と悠代君上村育子36
ぼくの愛犬ムツのこと河井龍宜41
それでもやっぱり君がスキ亀田美紀子45
べんけい井下祥子49
お父さんとシロ中澤友紀子53
タロと森山洋子56
思いでの中の〝ブッチ〟漆原弘美60
受難の子犬美濃部八千江64
父さんのばか渡邊俊博67
人も社会も、そして「犬」も鹿間克久71

3
週末は山の中~愛犬MAXと山での出来事~脇坂貴行76
そんなこんなで犬カメラマン湯山繁79
天からの授かりもの新井紀久子83
尻尾が教えてくれた事花井明子87
鉄が残してくれたもの大田明弘90
美女犬チャチャ近藤英恵94
ゆめ塚田順子98
のらちゃん矢野正利102
私を変えたもの豊山令依子106


4
「トラ」が帰って来た戸井口豊子112
プリンの失踪堀内俊男116
野良犬になったコリ浅見知恵美121
ふく間嶋清124
命預って西館美恵子128
無理させちゃってごめんね松田依子132
私達の息子苅間澤玲子136
ジョン武田ふじえ140
階段とハナ山田くに子144
ピン子とバアサン伊藤路彦148

5
ロッタごめんな相馬富司寿154
約束赤井恵美157
朝の散歩秋本裕161
リリーよ、有難う!西村重雄165
神様の贈り物、アビィ南和江169
雪が降ったよ井上美恵子173
三本足のしんちゃんの、偶然のお話松任美友紀177

6
ブッチーの話大宮千春184
れんと私涌田哲也187
リキ日名地千代子191
九ヶ月間の天使阿踏泉195
ルーシーの春清水夏恵198
倒れこんできた天使園田良章202
きずな本川和枝206
愛犬じいとの思い出長のり子210
迷い犬アカが残してくれたもの上野秀実214
エコのまなざし三木学218

前書きなど

編集後記
 本書の編集に携わって、改めて犬は本当に不思議な生きものだなと実感しました。犬たちが人間に与える影響は計り知れません。言葉が通じないからこそ(私は密かに通じるのではないかと思っていますが)深くかけがえのない絆が生まれるのでしょうか。ここまで献身的な友情、愛が人間同士の間に生まれる事があるのだろうかと考えさせられました。本書には犬と人間との友情がつまっています。どうぞ、五十四編の美しい物語を心ゆくまで堪能してください。本書の編集に携わることができ、すばらしい犬たちのエピソードに出会えたことに感謝します。
 本書は二〇〇六年に募集した、『犬の、ちょっといい話』―愛犬との心温まるエピソード募集―に寄せられた六四四作品の中から生まれた作品集です。第一作目は二〇〇七年十一月に審査委員長椎名誠氏の巻頭エッセイとともに『64の犬物語』として刊行しました。しかし、六四四作品のどれもが心を打つすばらしい作品ばかりで、残りの作品をこのまま眠らせておくには惜しいという声が編集部内から湧き上がり、再び選考を重ねて五十四作品を選出し、本書『犬の、ちょっといい話』として刊行することとなったのです。
 これを機に、『犬の、ちょっといい話』公募作品集をシリーズ化していきたいと考えています。毎年三月末に締切り、九月下旬に刊行していく予定です。犬のエピソードだけでなく、猫や鳥など他の動物たちとの心温まるエピソードを広く募集します。どうぞふるってご参加ください。
 この場を借りて、弊社の公募『犬の、ちょっといい話』に大切な思い出をお寄せくださった皆様に、心からの御礼を申し上げます。そして、原稿を掲載させてくださった皆様、本書の編集作業にご協力いただきまして本当にありがとうございました。また弊社の出版にご参加いただけると幸いです。
 そして、本書をお買い上げ下さった皆様、最後までお読みいただきましてありがとうございました。今度はぜひ、皆様のエピソードをお寄せください。素敵な犬や動物たちと出会えることを楽しみにお待ちしております。
                            柏艪舎 編集部 可知佳恵

版元から一言

 本書は二〇〇六年に公募した、『犬の、ちょっといい話』―愛犬との心温まるエピソード募集―に寄せられた六四四作品の中から生まれた作品集です。
ひとりぼっちの少女の心に寄り添う犬。飼い主の病気を我が身に引き受ける犬。近所の子どもたちを見守る野良犬。どんなに裏切られても人間を信じ続ける犬……本書には犬と人間との友情がつまっています。どうぞ、五十四編の心を揺さぶられる物語を存分にご堪能ください。

上記内容は本書刊行時のものです。