恵雅堂と学校と私(+時々サッカー)
この度はこのような公共のスペースをお借りして僭越ながら、少し私自身のお話をさせて頂きます。
恵雅堂出版では、書籍出版のほか卒業アルバムを始めとする学校関係の印刷物制作も請け負っており、私は主にこれらの業務を担当しております。
思えば今から8年前、高校卒業後、教員を志し大学進学のため福島から単身上京。
大学では学友会に所属し、ひょんなことから卒業アルバム担当として活動することになりました。
アルバム業者さんには、学生ならではのご迷惑もお掛けしつつ、無事思い出の一冊を完成させることが出来ました。
しかしまさか、その後その営業担当の方のもとで働くことになろうとは・・・。
教員を志していた私が、今は違う立場で学校に赴き、先生や学生たちと触れ合う毎日。
「こういうカタチもまた、職業選択のひとつのありかたなのだなあ」と実感しています。
卒業アルバムの制作工程においては、毎年学生の成長を見守り、促しながら作り上げていくという独特な一体感があります。
そして卒業時には実際に手に取ってもらい、時には涙も交え「おかげで良いものができました」と感謝までされ、世間擦れしていないピュアな喜びを分かち合います。
そしてその一冊は、彼・彼女らにとって「生涯の一冊」となるわけです。
これは、なかなか他の職種では味わえないクライマックスではないでしょうか。
これらの事実だけで、それまでの時間・苦労が一気に報われます。
この仕事を続けていきたいと思わせる、何よりの原動力です。
…と、唐突に私事にて恐縮なのですが、そんな私も今夏結婚することに。
お相手は高校時代の同級生で現役の教員。
配偶者の仕事が、自分がかつて目指していた職種というのも、また面白い人生だと感じています。
私はとことん「学校」と切っても切れぬ縁なのでしょう・・・。
—
ということで、尻切れとんぼではありますが、今回は入社以前~今日までの私の来し方を書かせて頂きました。
今後は書籍出版についてもさらに勉強し、いつか素敵な自伝を恵雅堂から出版することを目指して修業を重ねていく所存です。(社長、その折にはよろしくお願い致します!)
ちなみに現在、恵雅堂出版では求人採用を行っております。
私の直属の後輩になるので、お心当たりがある方は是非ご連絡ください!(※写真は私です)
https://employment.en-japan.com/desc_881027/
また、ロシアワールドカップ繋がりということで、特別に告知ご容赦頂きたいのですが、弊社は都内では珍しいロシア料理店も展開しております。
ロシアW杯の期間中、各種フェアを実施しておりますので、是非この機会に一度ご来店くださいませ。日本代表ベスト16の奮戦を祝して何かサービスがあるかも…??
それではまた4年後、カタールW杯の頃に、私の自伝の次の章についてお話できることを願って。
【続く】