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【朗読劇】線量計が鳴る
元・原発技師のモノローグ
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2022年3月
- 書店発売日
- 2022年3月22日
- 登録日
- 2022年3月16日
- 最終更新日
- 2023年3月8日
紹介
朗読劇「線量計が鳴る」を届けたい!
1972年、「あっしには関わりのねえことでござんす」の決め台詞で一世を風靡したTVドラマ「木枯し紋次郎」。
その主演を務めた中村敦夫さんは、その後も俳優として活躍しつつ、作家、TVキャスター、ジャーナリスト、政治家と、様々な分野で活動を続けてきました。
そんな中、2011年3月11日に東日本大震災によって福島第一原発事故が発生。翌年2012年に中村さんは、「数十年後の福島を見てみたい」という思いで、原発事故から26年経過したウクライナ・チェルノブイリを訪問します。
そして2017年に朗読劇「線量計が鳴る」を完成させ、全国からの要望に応えて公演を開始。
しかし2020年から日本を覆ったコロナ禍のため95回の公演を最後に、その活動を中止せざるを得なくなります。
そこで持ち上がったのが、舞台をそのまま映像化しようというこのプロジェクトです。
コロナ禍の中ではありますが、「線量計が鳴る」製作委員会が立ち上がり、有志によってDVD化が実現しました。
1人でも多くの人に、中村敦夫さんの集大成ともいえる朗読劇「線量計が鳴る」を届けたい。これは、そんな思いが集まって制作されたDVDです。
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【あらすじ】
原発の町で生れ育ち、原発で働き、原発事故ですべてを奪われた、元・原発技師だった老人の独白が展開されます。
これは天命か、それとも陰謀か?老人は、謎解きの旅に出ます。
原発が作られ、日本に入ってきた事情。原発の仕組みや福島事故の実態。
さらに、主人公のチェルノブイリ視察体験から被曝による医学上の諸問題と現実に加え、原発を動かしている本当の理由と、利権に群がる原子力ムラの相関図までを網羅し、放射線医学界の謎に迫ります。
上記内容は本書刊行時のものです。