.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
八木 ト・日・他 書店
直接取引:あり
森鷗外 ー作品と周辺ー
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ19mm
重さ 470g
253ページ
価格
4,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年9月30日
- 書店発売日
- 2022年10月11日
- 登録日
- 2022年9月15日
- 最終更新日
- 2023年1月23日
紹介
《鷗外没後百年 斬新な鷗外論》
森鷗外はかく生き、かく描いた
貴重な資料・文献を渉猟し、鷗外と彼の周辺に関する精緻な実証を行う一方、鷗外作品の柔軟な読解を通して、言説空間(テクスト)とその生成の現場を拓く。
目次
Ⅰ テクストから現場へ
一、太田豊太郎の肖像─「舞姫」への一視角─
二、「森鷗外の日清戦争」のために─『徂征日記』再読─
三、「本家分家」の周辺─森久子の建部遯吾との再婚をめぐって─
コラム 『うた日記』、その真の魅力─受容のされ方と「うた」という表現機構─
Ⅱ 読解から紡がれた物語
一、配達されない三通の手紙─森鷗外「舞姫」論のためのエスキス─
二、穂積家の滅亡─「蛇」を読む─
三、三つの墓参り─テクストの交響から見えてくるもの─
四、三島由紀夫「森鷗外」の奇縁─「憂国」と『堺港攘夷始末』、そして『雁』─
コラム 『即興詩人』の中断と持続─鷗外を支えたテクスト─
Ⅲ 『森鷗外宛書簡集』が拓く世界
一、鷗外は大魚を逸したか─怪人・長田秋濤の間の悪さについて─
二、宮嶋資夫と森鷗外─大下藤次郎の義弟として─
三、宮嶋資夫と大下藤次郎─『遍歴』と「大下藤次郎日記」─
四、大下藤次郎三回忌追悼会における森鷗外
─新資料「大下氏の追悼会へ(雑司ケ谷と上野)」(鵜澤四丁)を読む─
初出一覧
あとがき
人名・事項索引
上記内容は本書刊行時のものです。