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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
冬の植物観察日記
四六変形判
縦180mm
横127mm
厚さ19mm
重さ 321g
272ページ
並製
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年10月25日
- 書店発売日
- 2023年10月23日
- 登録日
- 2023年9月12日
- 最終更新日
- 2023年10月23日
書評掲載情報
2023-12-23 |
朝日新聞
朝刊 評者: 石原安野(物理学者) |
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紹介
2022年10月から2023年3月までの植物観察家の日記。
新しい土地で迎える、はじめての冬のこと。
本書は秋から冬、そして春を迎えるまでの6か月間の記録です。
東京から山梨へ移住した植物観察家の鈴木純さん。街より野山が近くなったけれど、観察家としての日々は変わりません。生活の中で出会った身近な植物を、遠くから眺めたり、ぐっと自分に引き寄せたり。そんな風にしていつも観察しているのは、植物の「わかっていないこと」、まだ形のない「なにか」。
山梨で迎えた厳しい冬と、そこにある形のない春。春は、どこからやってくるのだろう。
「いま」を書きとめた貴重な記録です。
目次
冬のはじめに
2022年10月から2023年3月までのこと
春のはじめに
(帯文より)
10月 美味しいものが降ってくる季節 秋の伝承遊び
11月 落ち葉は宝物 移動する実と種
12月 冬の到来 霜をまとう植物たち
01月 一変する景色 閉じ込められた時間
02月 冬と春の端境期 草たちの命がけの冬越し
03月 足元から湧く春 つながりを取り戻す植物の世界
前書きなど
冬のはじめに
多くの人にとって、植物観察といえば春から秋にかけてするもので、冬にするイメージを持つ人はどうやら少ないようだ。たしかに冬は、咲く草花が少なくなり、木々の葉っぱも枯れ落ちてしまうので、見られる植物が少なそうだと思うのも無理はない。でも、僕は冬も植物観察をしている。しかも、とても前向きに。僕は好きなのだ。冬が。
上記内容は本書刊行時のものです。