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出版者情報
エンドロール
発行:講談社
文庫判
416ページ
定価
720円+税
- 書店発売日
- 2023年4月14日
- 登録日
- 2023年2月24日
- 最終更新日
- 2023年6月1日
書評掲載情報
2023-05-13 |
朝日新聞
朝刊 評者: 若林踏(ミステリ評論家) |
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紹介
『時空犯』でリアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10第1位に輝いた著者の、待望の長編!
202X年。新型コロナウイルスのせいで不利益を被った若者たちの間で自殺が急増する。自殺者の中には死ぬ前に自伝を国会図書館に納本するという手間をかけている者がいた。その数200人。共通するのは陰橋冬という自殺をした哲学者の最後の著書と自伝を模倣するということ。
早世したベストセラー作家・雨宮桜倉を姉に持つ雨宮葉は、姉が生前陰橋と交流があり、社会状況の変化から遺作が自殺をする若者を肯定しているという受け止められ方をしてしまったという思いから、自殺を阻止しようとするが……。
上記内容は本書刊行時のものです。