営業は他社の方に教えていただきました
2003年に始め、6年目の会社です。
ひとりでやっているため、午前中は編集その他の作業をし、午後はできるだけ営業に行っています。編集については20年以上やっていますので、何とかなるのですが、営業は毎回難しさを感じます。話しかけて迷惑そうにされると落ち込むとある方に相談したら、あいさつだけでもいいんだよ、と教えていただき、なるほどと(曲解して)、くるくると書店を歩くだけの日々もありました。ただの散歩です。
そんな私でもここまでなんとかやって来られたのは、他社の営業の方のおかげです。
最初の学参を出したときには一緒にフェアをしてもらい、それまで知り合いだったわけでもないのに本当にさりげなく、何人もの方に助けられ、教えていただきました。営業を始めたばかりのときは大抵皆さんこういう経験をしていると聞きます。私にとっては驚きでした。感謝しつつも、いただいたご恩に直接のお返しはできないので、いつか誰かのためにできるようになったらと思います。
今度の新刊は、子供のための漢詩の本です。
会社を始めたときからずっと出したかった本で、書き順なども入れて小学生でも漢詩が書けるように作りました。小さいころに美しくむだのない文章を一文でも覚えれば、後々文章を書くときにとても役立つと思っています。
他に類書のないこの本をどうやって営業するか。
最初はまったくわからなかったのですが、書店と取次の方にアドバイスをいただいたりして、少しずつ書店でのPRの方法が見えてきたところです。要は書店さんにとって必要なことを必要なだけ、なるべくビジュアルにぱっとわかるものを持ちながら手短に話せればいいのだと。
学参の他に介護関連の本も出しています。
同じような分野の営業の方にお話を伺う機会があれば本当に幸いに思います。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。