『対馬の海に沈む』刊行記念 トークイベント「農を追う、人間を知る」
2025/01/25
こういう本を応援できるとき、書店をやっていてよかったと思う。 この本は生きている。人がいて、社会があって、想いが動く。 小林えみ
『対馬の海に沈む』刊行記念 トークイベント「農を追う、人間を知る」
『対馬の海に沈む』刊行記念
トークイベント「農を追う、人間を知る」
2025年1月25日(土)18:00-19:30
①会場(マルジナリア書店)参加
②オンライン視聴(ZOOMウェビナー)参加
①②どちらもアーカイブ視聴可能です。
アーカイブURLはイベント終了後「オンライン視聴とは別URL」を基本的にはその日の夜に、遅くとも2日以内にお送りいたします。
登壇者 窪田新之助
司会 小林えみ
窪田新之助(くぼた・しんのすけ)
ノンフィクション作家。1978年福岡県生まれ。明治大学文学部卒業。2004年JAグループの日本農業新聞に入社。国内外で農政や農業生産の現場を取材し、2012年よりフリーに。著書に『データ農業が日本を救う』『農協の闇』、共著に『誰が農業を殺すのか』『人口減少時代の農業と食』など。
2024年12月、小林えみは手に取った本『対馬の海に沈む』をその晩のうちに一気読みしました。これはJA(農業協同組合)を舞台とした人とお金をめぐるノンフィクションです。まず、その丹念な取材、そしてそれを読ませる筆致の丁寧さや著者の窪田氏の的確な指摘、そして人をみる眼差しの冷静さと温かさが感じられ、これほど読み応えのあるノンフィクションは久しぶりと目を見張り、感動しました。本はぜひお読みください。
著者の窪田氏は、日本農業新聞に勤務後、フリーのライターとして農の取材・執筆をされています。
今年は夏に「令和の米騒動」と呼ばれるお米が一般の市場から少なくなる状況が生じ、多くの人が日本の農業について改めて考えるきっかけともなりました。
農業にかぎらず、分業によって人間の生活はより豊かになりましたが、その分、ただ原因と結果があるのではなく、多数の関係性や人間の想い・思惑が存在して、事態は複雑となり、時に闇を生じます。
窪田氏はどのように日本・世界の「農」を追い、そこにいる「人」をどのように思っているのか。
窪田氏の執筆のご様子や、本作の成立について、また「農」についてのお話をお伺いします。
会場 | マルジナリア書店/オンライン |
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開場/開演 | 開場/開演 17:45/18:00 |
料金 | 880 |
出演者 | 登壇者 窪田新之助 司会 小林えみ |
お問い合わせ | マルジナリア書店 https://bsky.app/profile/marginaliabs.bsky.social/post/3ld65gerfhk2e |
その他情報 | 『対馬の海に沈む』(集英社) http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784087817614 |