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安田菜津紀×栢木清吾『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』刊行記念トークイベント

2023/05/28

私たちは、どのように社会の差別と対峙していけばよいか、京都から共に考える

安田菜津紀×栢木清吾『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』刊行記念トークイベント

5月8日に、認定NPO法人Dialogue for People副代表、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんの新著『国籍と遺書、兄への手紙ールーツを巡る旅の先に』(へウレーカ)が刊行されました。父の死後、戸籍を見て初めて知る「在日コリアン」という父の、そして自らのルーツ、父がそれを決して語らなかった理由、夭折した兄の思い出、家族とは何なのか、故郷とは何なのか。本書に綴られているのは、さまざまな資料と丹念な取材を通じて、安田さんがご自身の個人史・家族史を辿り直しながら、自らのルーツについて黙さざるを得ない人々を生み出してきたこの社会の構造的差別を問い直してきた旅の軌跡です。

今回のイベントでは著者の安田さんをお迎えし、お父様のゆかりの地でもある京都伏見での取材でのこと、本書でも論じられている京都朝鮮学校襲撃事件やウトロ地区放火事件など京都で起きたヘイトクライムのこと、そして安田さんが「ルーツを巡る旅の先に」みすえる未来について、お話していただきます。聞き手は、翻訳家で移民研究者の栢木清吾さんに務めていただきます。

私たちは無意識のうちに今も差別に加担してしまっていないでしょうか。どのようにこの社会の差別と対峙していけばよいのでしょうか。誰もが何かに臆することなく、また誰に強制されることもなく、自らのルーツを語り、考えられるような社会をつくっていくために、私たちには何ができるでしょうか。お二人のトークを通して、そうした問いを深める糸口を掴んでいただければと思います。

会場オンライン
開場/開演開場/開演 14:55/15:00
料金参加券(オンライン) ¥1,500 参加券+書籍『国籍と遺書、兄への手紙』サイン本 イベント後の発送になります ¥3,200
出演者安田菜津紀 栢木清吾
お問い合わせ絵本のこたち
https://kyotonite.peatix.com/?fbclid=IwAR3Q2ilmAZbRK6rsT-VzU0XbXe1CO0Ur_p0zlcgJTVIG-usgnf7WageO_Bw
その他情報『国籍と遺書、兄への手紙 』(ヘウレーカ)ISBN:9784909753151
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909753151
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