『国籍と遺書、兄への手紙――ルーツを巡る旅の先に』刊行トーク記念イベント
2023/05/21
ノンフィクション、小説で伝える在日コリアンと社会のすがた
『国籍と遺書、兄への手紙――ルーツを巡る旅の先に』刊行トーク記念イベント
フォトジャーナリストとして世界各地の紛争や災害を取材してきた安田菜津紀さんが、自身のルーツをたどる旅をまとめた『国籍と遺書、兄への手紙――ルーツを巡る旅の先に』を刊行しました。安田さんが中学生のときに亡くなった父は、最期まで自身が在日コリアンであることを語りませんでした。父の家族の軌跡をたどると根深い差別の問題のみならず、女性たちの声がかき消されがちな社会構造が見えてきたといいます。
このイベントでは、著者の安田菜津紀さんと、自身も朝鮮半島にルーツをもち、『海を抱いて月に眠る』『李の花は散っても』など近現代史の中に生きる在日コリアンや女性たちの姿を小説に描いてきた、作家の深沢潮さんをゲストに迎えて、ルーツやそこから見えてくる社会のすがたを考えていきます。
会場 | 青山ブックセンター本店 |
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開場/開演 | 開場/開演 13:30/14:00 |
料金 | 1540円(税込み) |
出演者 | 安田菜津紀 深沢潮 |
お問い合わせ | 青山ブックセンター本店 https://aoyamabc.jp/products/2023-5-21 |
その他情報 | 『国籍と遺書、兄への手紙 』(ヘウレーカ)ISBN:9784909753151 http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909753151 |